夏の終わり、
暑くてどこにも出かけていなかったからか、
思い立って、京都に1泊することにしました。
泊まったのは、前にも食べた絶品フレンチトーストがいただける
京都ホテルオークラ。
そのフレンチトーストが朝食になるプランを選びました。
落ち着いた館内.↑
やっぱり嬉しいのは翌朝の散歩です。
ホテルの裏側には京都らしい景色が続いています。
少し歩いて寺町通りへ。
お茶の「一保堂」さん。
こちらには喫茶室「嘉木」(かぼく)があって、
お茶を淹れるところから(スタッフさんに教えてもらいながら)
始まります。
冷たいお抹茶は氷を最後に浮かべて。(こちらはいただくだけ)
冷たいほうじ茶は、びっくりするくらいの茶葉を急須に入れて、
すぐに熱湯を注ぎ、一呼吸おいたら、
たっぷりの氷が入ったグラスに注ぎます。
苦味も全くない美味しいほうじ茶の淹れ方を教わりました。
寺町通りを散策した後、
お昼はホテル近くの「カフェりょうい」さんへ。
史蹟、一之船入に臨む 素敵なカフェです。
お店の名前の「りょうい」とは
江戸時代の京都の豪商 角倉了以(すみのくら りょうい)に因んでいます。
高瀬川という運河を作り、高瀬舟で物資を運搬して大成功した人です。
舟入とは高瀬舟の荷物の上げ下ろしをする船溜まり所で、
かつてはいくつかあったのですが、
今はこの一の舟入だけが史蹟として残っているのだそうです。
朝の散歩で見た高瀬川や浮かぶ高瀬舟、
町家の並ぶ道はこの一の船入の一角なのでした。
午後、ホテルからシャトルバスで京都駅へ。
1泊でも 近場でも 旅はいいもんですね。