花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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気ままな秋の日 畑の草取り 2022/10/12(鹿児島)

2022-10-13 16:27:11 | 日記
10月12日(水)畑の草取りに向かう途中、あちこち寄り道しました。

日置市日吉町住吉地区のコスモス


道沿いのコスモスが目に留まり、脇道の広場に車を止めて立ち寄りました。地元の方が共同管理されているようで、夏には小型のヒマワリがきれいでした。

城山(じょうやま)と旧住吉小学校


正面の山は城山、その下は旧住吉小学校です。かつては小学校横の山手を鹿児島交通線(旧南薩線)が走り、伊集院と枕崎を結んでいました。

向江山(標高304m)の中腹 彼岸田(ひがんだ)の掛け干し風景


今年も掛け干し風景が見られ、上の方を耕作されている農家さんとしばし世間話。統合により廃校となった日置小学校跡は、地元の酒造会社が買い取ったらしいと聞きました。

近くで見せてもらった竜眼(りゅうがん) 亜熱帯の果樹


様々な植物や野菜を栽培されている方ともお会いしました。一般に知られるライチよりも実は小型、寒さには弱いそうですが大きく成長していました。

ここでもアナグマ被害があり唐芋(サツマイモ)栽培はやめたとのこと。イチゴも狙われるそうで、美味しいものには目がないようです。

田の神様 左手の山は南側から見る城山(標高237m)


グーグルマップには中牟田の田の神と表示されています。60年以上も前のこと、すぐ近くに銭湯があり祖父に手を引かれて見たような記憶があります。風化が進み顔部分は半分以上剝がれていました。

画面右奥は鹿児島交通線の跡地で、現在は農耕作業に役立っている軽トラ道です。画面外右手300mほど先の日置駅跡地は住宅地になっています。6月のお田植祭り「せっぺとべ」で知られる八幡神社も近くにあります。

日置駅では昭和40年代頃までは乗降客が多く、下り列車は日置駅を過ぎると混雑が緩和するものでした。

今日は静かな吹上浜日置海岸


前日は北西の風が強く波が高かったそうです。今日は北東の風で海岸部は穏やかですが、ジギングのSさんにはヒットがなかったとのこと。

12時14分 ようやく畑仕事に着手


花撮影や世間話、浜歩きで遅くなりました。いつもどおりの管理作業として、田舎道に飛び出した木の枝や竹を切って掃除、さらに竹の根など除去してから畑仕事に着手しました。

8日に種蒔きした大根が発芽していましたが、一か所だけは上に土が厚くかかったのか、一本も発芽していませんでした。

前回よりも作業は順調だった


生い茂った雑草の根元に鍬を浅く入れ、土ごと削り起こします。次に雑草をはたいて根元の土を落とします。

様子見に来たSさんは、3倍ほどの労力をかけているのではと言います。先に草刈をして耕せば早いだろう・・・草を刈ってやろうかと。

人それぞれのやり方で、体を動かす方が気楽だと言うとSさんに笑われました。幼いころから兄弟のようにして育った間柄です。

17時18分 すでに日は西に傾く


大根に水を何度もかけました。次回はえんどう豆栽培予定地に肥料を入れて耕す予定です。

12日、鹿児島市の最低気温は17.9度、最高気温は24.0度で汗は出ましたが、真夏のように額から流れ落ちることはありませんでした。

17時46分 日没に間に合った


日没に間に合うよう、農作業用具をしまい込み浜に出ました。日の入りは17時50分、方位261.8度。秋の日は釣瓶落としと言われるほど、素っ気なく、さっさと日が沈んでいきました。

雲がもう少し多ければ印象的な夕焼けになったかもしれません。花や風景撮影をしながら気ままな一日でしたが、畑の草取りが少しでも進み満足して帰途につきました。

今日は昨季より6日早く、出水平野にツルが初飛来したそうです。秋を飛び越え、寒い冬を予感させられました。
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