古い画像を整理していると懐かしい風景がありました。
4月にパソコンの故障で多くの画像を失いそうになり、普段のデータ管理の不十分さを思い知らされました。
2004(平成16)年頃からパソコンネット上に花画像掲示板「花浄土」を開設、投稿を始めました。現在はインスタグラム花浄土鹿児島にも季節の花画像等を投稿しています。
これまでの撮影画像はいずれパソコン共々消滅しますが・・・単に消滅も惜しいので、一部を振り返ることにしました。
霧島から見る桜島 以下の画像は2005年に撮影
2011年に新燃岳が大噴火、さらに2018年にはえびの高原硫黄山も噴火しました。霧島連山の登山路が遮断され、えびの高原から小林方面に通じる道路は今も通行止めが継続しています。
この画像は桜島の左側に開聞岳も見えています。高千穂峰に向かう途中辺りからなのか思い出せません。
桜島はこの後2006年に昭和火口が活動を再開し、夜間撮影に何度も通いました。そのこともあり霧島へは足が遠のきました。
Flower Pure Land は単純に花浄土を英語風にしたものです。画像掲示板の名前は、瀬戸口寂聴さんが週刊誌に書いておられた言葉「花浄土」を使わせてもらいました。
2005年は・・・衆院選で自民圧勝、郵政民営化法が成立 、JR福知山線の脱線事故 、マンションなどの耐震偽装発覚 、ライブドア、楽天がTV局株大量取得で問題になった年です。
霧島のオオヤマレンゲ
オオヤマレンゲは霧島山中の所々に自生しており、梅雨時に花を咲かせる希少植物です。
薄暗い林の中に咲く木蓮を小さくしたような白い花に魅せられ、何度もえびの高原硫黄山の北側山麓に通いました。
自分でも笑ってしまう出来事ですが、ここで三脚を紛失しました。林の中を探し回り花を探し、写すうち半日ほども時が過ぎ、最初の撮影ポイントに置き忘れた三脚が消えていました。
奇特な人が紛失物として交番にでも届けてくれたのか、あるいは・・・。山の神様に差し上げたものと考え直し、新たに少し大きめのジッツオ3型の三脚を買い求めました。
今や三脚の主流はカーボン製ですが、少し重くても使い慣れたものが良くて現在も使い続けています。
藺牟田池のコブハクチョウ
2005年の頃はまだ白鳥が多く、この時期は親子連れの姿を度々見かけて微笑ましいものでした。風が強く池にさざ波が立つような日には子白鳥を背中に乗せて泳ぐ様子も見られました。
当時はまだベッコウトンボを知る人は少なく、湿地条約なども話題に上る前です。池の北側にある温泉ホテルは多くの利用者で賑わっていました。
白鳥は観光の目玉でありましたが、最近では害鳥扱いされるようになり数が減少しているのではないでしょうか。
黎明館のハス
通称黎明館の正式名称は鹿児島県歴史・美術センター黎明館です。明治100年を記念して1983(昭和58)年に鹿児島城(鶴丸城)跡地に開設されました。
2020年に御楼門が復元され観光の目玉として期待されながらも、コロナ禍のため出鼻をくじかれた感もあります。
城跡の堀には古くからハスが咲き、市民憩いの場でもあります。薩摩義士墓地側からの山水が堀を潤し、図書館側へ流れています。
図書館側では殆どハスが開花しないため、試験的に堀全体を干し上げて夏場に堀と底土が整備された年がありました。施設整備の一環でしょうが、現在では予算的に難しいことでしょう。
黎明館堀の鯉
その間外部に移されていたハスは、翌年春に堀全体に植えなおされました。その時面白かったのはごく一部ですが、水面ぎりぎりのスイレンが咲くような位置でハスが開花したことでした。
肝心の図書館側ではやはりハスは殆ど開花せず、その辺りは冷水が湧き出し日当たりも悪いのが原因ではないかと言われています。
この頃は堀に鯉を見かけました。ゴイサギもやって来ましたが、最近では石垣上の樹木が少なくなり殆ど見かけません。北側の一部では水草が増えてハスの生育を阻害しているようです。
今年も蓮が咲き始める頃となりました。一番の見頃は7月下旬から8月上旬でしょうか。朝日が差し込み始める6時前~7時頃がおススメです。
4月にパソコンの故障で多くの画像を失いそうになり、普段のデータ管理の不十分さを思い知らされました。
2004(平成16)年頃からパソコンネット上に花画像掲示板「花浄土」を開設、投稿を始めました。現在はインスタグラム花浄土鹿児島にも季節の花画像等を投稿しています。
これまでの撮影画像はいずれパソコン共々消滅しますが・・・単に消滅も惜しいので、一部を振り返ることにしました。
霧島から見る桜島 以下の画像は2005年に撮影
2011年に新燃岳が大噴火、さらに2018年にはえびの高原硫黄山も噴火しました。霧島連山の登山路が遮断され、えびの高原から小林方面に通じる道路は今も通行止めが継続しています。
この画像は桜島の左側に開聞岳も見えています。高千穂峰に向かう途中辺りからなのか思い出せません。
桜島はこの後2006年に昭和火口が活動を再開し、夜間撮影に何度も通いました。そのこともあり霧島へは足が遠のきました。
Flower Pure Land は単純に花浄土を英語風にしたものです。画像掲示板の名前は、瀬戸口寂聴さんが週刊誌に書いておられた言葉「花浄土」を使わせてもらいました。
2005年は・・・衆院選で自民圧勝、郵政民営化法が成立 、JR福知山線の脱線事故 、マンションなどの耐震偽装発覚 、ライブドア、楽天がTV局株大量取得で問題になった年です。
霧島のオオヤマレンゲ
オオヤマレンゲは霧島山中の所々に自生しており、梅雨時に花を咲かせる希少植物です。
薄暗い林の中に咲く木蓮を小さくしたような白い花に魅せられ、何度もえびの高原硫黄山の北側山麓に通いました。
自分でも笑ってしまう出来事ですが、ここで三脚を紛失しました。林の中を探し回り花を探し、写すうち半日ほども時が過ぎ、最初の撮影ポイントに置き忘れた三脚が消えていました。
奇特な人が紛失物として交番にでも届けてくれたのか、あるいは・・・。山の神様に差し上げたものと考え直し、新たに少し大きめのジッツオ3型の三脚を買い求めました。
今や三脚の主流はカーボン製ですが、少し重くても使い慣れたものが良くて現在も使い続けています。
藺牟田池のコブハクチョウ
2005年の頃はまだ白鳥が多く、この時期は親子連れの姿を度々見かけて微笑ましいものでした。風が強く池にさざ波が立つような日には子白鳥を背中に乗せて泳ぐ様子も見られました。
当時はまだベッコウトンボを知る人は少なく、湿地条約なども話題に上る前です。池の北側にある温泉ホテルは多くの利用者で賑わっていました。
白鳥は観光の目玉でありましたが、最近では害鳥扱いされるようになり数が減少しているのではないでしょうか。
黎明館のハス
通称黎明館の正式名称は鹿児島県歴史・美術センター黎明館です。明治100年を記念して1983(昭和58)年に鹿児島城(鶴丸城)跡地に開設されました。
2020年に御楼門が復元され観光の目玉として期待されながらも、コロナ禍のため出鼻をくじかれた感もあります。
城跡の堀には古くからハスが咲き、市民憩いの場でもあります。薩摩義士墓地側からの山水が堀を潤し、図書館側へ流れています。
図書館側では殆どハスが開花しないため、試験的に堀全体を干し上げて夏場に堀と底土が整備された年がありました。施設整備の一環でしょうが、現在では予算的に難しいことでしょう。
黎明館堀の鯉
その間外部に移されていたハスは、翌年春に堀全体に植えなおされました。その時面白かったのはごく一部ですが、水面ぎりぎりのスイレンが咲くような位置でハスが開花したことでした。
肝心の図書館側ではやはりハスは殆ど開花せず、その辺りは冷水が湧き出し日当たりも悪いのが原因ではないかと言われています。
この頃は堀に鯉を見かけました。ゴイサギもやって来ましたが、最近では石垣上の樹木が少なくなり殆ど見かけません。北側の一部では水草が増えてハスの生育を阻害しているようです。
今年も蓮が咲き始める頃となりました。一番の見頃は7月下旬から8月上旬でしょうか。朝日が差し込み始める6時前~7時頃がおススメです。
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