13日エアアジア便を利用して、マレーシアのクアラルンプール(KL)経由キャメロン・ハイランドに到着。キャメロン・ハイランドは、KLから約200㎞も離れており、バスを乗り継いで行くことになるが、山岳地帯を長時間走るため、くねくねの道の連続で、多くの人が車酔いをするほど。山道のすれ違いでは、恐怖感も手伝う。KLからは4時間ちょっとの走行だが、途中トイレ休憩も1回だけで、交通不便もいいとこ。帰りは、同じ道は避け、くねくねの少ない新しい道路を通り、イポーという町までバスで行き、そこから鉄道でクアラルンプールに戻ることにした。
キャメロン・ハイランドは、年金族のロングステイ先として人気があるとして有名だが、今回はその下見を兼ねている。泊まったホテルは、ロングステイの人達にも人気があるというHeritage というホテルで、タナ・ラタという町中より歩いて7‐8分位の高台にある。その坂は年寄にはかなり厳しいが、多数の年金族が歩いているので、年金坂というそうだ。
14日は、キャメロン・ハイランドの主な見所を見て回る半日観光ツアーに入った。ツアー代金は、今は、雨季で閑散期とのことで、本来なら、60リンギットのところ、35リンギット(約900円)に値下げされていた。山の頂上に行った後、Mossy Forestという苔むした森を散策し、名物の茶畑と工場の見学、バタフライガーデン、イチゴ園を見て回った。ここは紅茶の栽培で有名なので、お土産にBOH TEAの紅茶を買い込んだ。
15日と16日は2日間とも、キャメロン・ハイランド唯一のゴルブ場でゴルフを楽しんだ。
料金は、グリーンフィーが18ホールで約1100円(56歳以上のシルバー料金)、貸クラブが約1700円、貸カートが約400円なので、合計 3200円ほどでゴルフが楽しめるのは最高である。
雨季にもかかわらす、雨にもあまり降られず、ゴルフを楽しみ、調子よく食事も取っていたが、調子にのって、どうも脂っこいものを食べすぎた感があり、ゴルフの後、お腹の調子を崩した。約1日、下痢と嘔吐に苦しみ、一時はどうなるかと思ったが、17日にモルディブに向かう頃には何とか回復してきたので、予定通り、マレーシア航空の飛行機に乗り込んだ。
下見の結果としては、自分にとってはロングステイ先として合わないという印象を受けた。理由は、まず交通の便が悪いこと、また、田舎すぎて遊興施設も少なく、ゴルフ場も1か所しかないため、1週間もいたら飽きてしまいそう。正直言って、どうして年金族に人気があるのかよくわからない印象であった。