浪漫飛行への誘(いざな)い

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旅行中の忘れ物

2012年10月29日 10時44分49秒 | 旅行
今回の旅行中、3つの忘れ物をしてしまったが、どれも後で気が付き、リカバリーした。

まずは、図書館から借りた旅行ガイドブック。キャメロンハイランドツアー終了後、街中の旅行エージェントとお店に何軒が立ち寄ったが、ホテルに戻った時、ガイドブックがないことに気が付いた。探しに行ったところ、最初に立ち寄った旅行エージェントのカウンターに置き忘れていたようで、取っておいてくれた。借り物だけど、紛失の場合、弁償さえすれば済む話しだが、旅行中にガイドブックがないと大変不安になるものである。見つかってよかった。。。

ガイドブックに思い出したが、2000年にニューヨークに行った時、ウォール街にある郵便局に入り、やはり図書館から借りていたガイドブックを置き忘れた。切手を買った際、その窓口のカウンターに置き忘れたものだが、運悪く、外に出て気が付いた時は、営業時間が終了したようで、シャッターが降りてしまっていた。一瞬どうしようかと思ったが、何か困ったことがあれば、911にダイヤルしてくださいという案内ポスターが目に入り、すがる思いで、電話をかけてみた。ウォール街とは全く関係ないところに電話がかかったようで、トラブルの事情を説明したが、今どこにいるか説明せよと言われ、郵便局の前にいると回答した。しばらく外で待っていたら、郵便局の中からシャッターを開けてくれ、無事ガイドブックを取り戻すことができた。その時は、911が何の番号かを全く知らなかったが、後で、911は日本でいう110番と119番にあたる緊急通報用で電話番号であったことがわかり、真っ青になった。ガイドブックを置き忘れたくらいで、911に電話をしたのは自分が最初で最後であったかも知れない。忘れ物は自分にとっては、緊急事態だが、世間的には通用しませんよね。

二つ目は、借りたゴルフクラブ。キャメロンハイランドでゴルフを楽しんだが、その際、貸しクラブを利用した。ラウンド中、3番アイアンがないのに気が付いた。係員に連絡して、コース上を調べてもらったが、クラブは見つからなかった。罰金を払うのも嫌だったので、自分でも探そうと、可能性のある9ホールを歩いて探しに行った。途中、プレイ中の夫婦がそのクラブを見つけが、係員に届けることなく、上がるまでキープしていたようで、歩き回っていた自分に声をかけてくれて、無事取り戻すことができた。山岳コースで歩くのもしんどかったが、結局27ホールを歩いて回ることになり、どっと疲れた。

最後の忘れ物は、パスポートと搭乗券。モルディブのマーレ国際空港のセキュリティ検査場にパスポートと搭乗券を置き忘れた。セキュリティー通過後、15分ほどして、パスポートがないことに気が付き、真っ青になった。パスポートの紛失は旅行者にとっては致命的であり、あわてて、検査場にかけ戻った。幸運にも係員が保管してくれていて、事なきを得たが、誰かに持っていかれていたら、まさにアウトなので、胸をなでおろした。ガイドブックやコルフクラブの忘れ物は今までに何回かあるが、旅行者にとって命に次いで大事なパスポートの置き忘れは初めての経験であったので、身が引き締まった。

自慢できないが、今までも旅行中の忘れ物は何回も経験している。ガイドブックやそのコピー、カメラ、携帯電話、帽子、万歩計、鍵、折りたたみ傘等々。カメラを失くしてからは、旅行中毎日写真のデータをパソコンにアップロードしたり、SDカードをこまめに交換するようにしている。カメラ代金も惜しいが、悔しいのはせっかく撮った写真が一つも残らないことである。

また、今回のようにパスポートを置き忘れるようでは、今後の一人旅にも黄信号が灯りそう。見知らぬ土地での旅では、持ち物も多く、置き忘れが発生するのも当然だと自ら慰めているが、認知症が始まっているのではないかとの不安もよぎる今日この頃である。

旅行中に大事な物を置き忘れた経験のある方はいますか?
コメント
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