最近、月曜を祝日として、土日祝の3連休となることが多くなったような気がする。直近では、7月13-15日、9月10-12日、10月12-14日、11月2-4日。ハッピーマンデー制度とかいっていたと思うが、20年ちょい前に固定の祝日を月曜日に移動し、3連休を生み出そうと法改正されたものである。
当時は、連休ができれば、観光需要が促進されるということから交通・ホテル等観光関連業界が積極的に推進していたと記憶する。しかし、定年を迎え、サンデー毎日の身となると、祝日は全く嬉しくないどころか楽しみを奪う最悪の日となる。まさに、Unhappy Mondayである。
まず、①新聞の夕刊がない ②株取引がない ③どこに行っても混んでいる ④テレビの番組がいつもと違ってくる ⑤いつもやっているお店がクローズ ⑥場所が取れないため卓球の練習が中止となる ⑦電話による平日の各種サービス機能がなくなる等々。特に、デイトレーダーとしては、株式の売買がないので楽しみや刺激が奪われる日となるのである。
若い世代の人にとっては、ありがたい3連休となるのかも知れないが、我々世代、少なくとも自分にとっては、勝手かもしれないが、全くありがたくない。日本の土日月のスケールの小さい3連休は、人の流れが集中するだけでいいことは一つもない。欧米では、平日5日連続を休みとし、短くても2-5-2の9連休が最低限の休暇である。観光促進といっても特定日に集中するようではマイナス効果である。3連休は外出や遠出は諦めて、家でじっとしていることにしている。ぜいたくな悩みかも知れないが、旅行するなら、連休を避けるのが一番である。