今年10月から、BS-TBSの夜10時から約50分、新・地球絶景紀行という新番組が始まっているが、第6回の11月20日は、ヨーロッパの「ジョージア」という国の首都、トビリシの街を紹介していた。旅人の語り手は、吉田羊さんである。ジョージアは、長らくグルジアとして知られてきた国で、アジアとヨーロッパの交差点に位置し、独自の文化を育んできた。
ジョージアを旅したのは、今から6年前の2013年5月25から28日まで3泊して、トビリシの街はほとんどすべて見て歩いた。国民の9割がキリスト教で街の至るところに教会が点在する。美しい街並みの旧市街も何度も散策したので、手に取るように街のマップが頭に入っている。番組では、トビリシの他にウプリスツィにある洞窟居住区跡とカツヒという街にあるカツヒの塔を紹介していた。残念ながらそこには行っていないが、世界遺産にもなっている歴史的建造物群のあるムツヘタという街にはローカルバスに乗って出かけてきた。
テレビの旅行番組も多いが、BSでは、いろいろな旅行・紀行番組が放映されていて、この番組もどちらかというと絶景紀行として、比較的知られていない観光地を取り上げているような気がする。旅番組というのは、それを見てそこに行ってみたいという衝動にかられる一方、行ったことのあるところだと妙に懐かしく当時のことが思い出される。非日常の代名詞である「旅」は、for a change of airとしての魅力にあふれる。まさにNo Journey no life.(旅のない人生なんて。。。)である。楽しみな番組がまた一つ増えた気がする。
ジョージア旅行アルバム: https://youtu.be/udW02SNpKKE