12月14日は赤穂浪士の討ち入りの日で、泉岳寺では、義士祭が行われた。泉岳寺は、まさに忠臣蔵の舞台で、浅野内匠頭と大石内蔵助他赤穂浪士四十七士のお墓があるので、この日は特に全国から多くの参拝者が訪れる。義士祭には、義士の衣装を身につけた赤穂浪士の面々が町を練り歩き、泉岳寺に到着する頃にお祭りのピークを迎え、身動きができないほどの参拝者でお寺は埋め尽くされる。
この泉岳寺と目と鼻の先に、今話題の新駅「高輪ゲートウェイ」がある。11月16日には、駅舎も完成して、山手線と京浜東北線の線路も駅構内に移動され、今は、無人の駅を通過する状態になっている。この場所は、駅名の由来ともなっている「高輪大木戸」という江戸の入口となるゲートというか簡易な関所があったところで、高輪大木戸跡の標柱も建っている。1710年に建てられたのが起源で、1724年にこの地に移されたが、このゲートは浮世絵にも描かれており、まさに由緒ある土地である。今は、石垣の一部が残されている。新駅の開業は3月14日と発表されたが、一番切符には未練がある。
写真は、高輪ゲートウェイ駅外観、高輪大木戸跡(石垣)
映像は、義士行列: https://youtu.be/KC-KcpuBwPI
高輪ゲートウェイ駅(山手線通過): https://youtu.be/iBxtTqcismE