日本では年賀状のやりとりが根付いているが、欧米では、クリスマスカードのやりとりが一般的である。12月に入るとアドベントカレンダーが出回り、クリスマスカードがちらほらと届き始める。ドイツにいた時は、クリスマスカードもそこそこ届けられ、テーブルの上によく飾っていたが、今では、限られた人だけとの交換となっている。昔は、海外の友人宛てに日本的な絵柄のカードを用意し、切手も日本的なデザインのものを貼るような心遣いをしていたが、昨今は、何となく面倒になり、郵送でのカードに代えて、Eカード(eCards)を送っている。
Eカードとは、いろいろな種類(クリスマス、誕生日、お祝い等)のカードをオンラインで送るもので、動画、音楽付きでメッセージを添えることができる。YouTubeを利用して送るタイプもある。全て無料だし、自分で好きな動画、音楽を選ぶことができ、いつ送付するかの日時設定もできる。相手が受け取ったかも確認できる。利用し始めてから、20年近く経つが、便利なシステムである。お金はかからないし、無精者にはうってつけである。オンラインのグリーティングカードはいろいろあるようであるが、自分の場合、送り先は外国の友人がほとんどなので、英語対応の123Greetings というサイトを利用している。今では、クリスマスカードを数人しか出していないが、メールアドレスさえわかれば、誰にでも簡単に送ることができるので、便利な世の中になったものである。
123Greetingsのクリスマスカードのサイト: https://www.123greetings.com/events/christmas/
YouTubeを利用したカードサンプル: https://youtu.be/RRyjrSTrK1Q