24日、一人の時間ができたので、見損なっていた「最高の人生の見つけ方」を見に横浜まで行ってきた。ほとんどの映画館でもう上映しておらず、映画界もめまぐるしい感がある。55席の劇場であったが、お客さんは、自分も含め、たった4人。でも、映画は、余命宣告を受けるという厳しい現実をよそに、難病少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」に基づき、チャレンジしていく吉永小百合(平凡な主婦)と天海祐希(実業家)の前向きな姿を見ていると何とも元気づけられる。スカイダイビングをするとか、ももクロのライブに行くとか、ウェディングドレスを着るとか、パパとママにありがとうを言うとか、すべて挑戦して実現していくが、最後はお金持ちになるとか、ロケットで宇宙に行くとかまで実現してしまう。諦めないで、挑戦していけば、道が開けるものだと勇気づけられる。アメリカ映画のリメイク版で、よくできた映画であるが、死を迎える現実は厳しく、涙なしには見られないものの、ストーリーの進行はコメディータッチで、不思議と悲壮感より高揚感のほうが沸いてくる。
映画の最後に流れて来た竹内まりやの「旅のつづき」が前向きでピタリの主題歌になっている。“Enjoy your life, enjoy your time, Let’s take a journey to the brand new world. Enjoy your “now”, enjoy your dream”というフレーズが大変気に入っている。こんなポジティブな生き方ができたら最高である。この歌を聴いてきると同じ竹内まりやの「人生の扉」と重なる部分が多い。「人生の扉」は、自分の好きな曲ベスト10に入るほどお気に入りの楽曲であるが、「旅のつづき」とセットのような印象である。特に、いつどうなるかわからない世界なので、Enjoy your “now” だけは、実践していきたい。
自分自身、10年以上前から同じようなリストを作って、チャレンジしてきているが、もうかなりの項目が実現済みである。はっきりと文章化していたわけではないが、例えば、定年後にキャンパスのある大学に海外留学するとか、海外旅行100か国を達成するとか、ヨーロッパすべての国を完全制覇するとか、47都道府県に足を踏み入れるとか、紅白歌合戦を生観戦するとか、自分史を作成するとか、幸運にもどれもすでに実現している。明日は我が身なので、この段階で、さらにやりたいことリストを作成してみたいと思う。旅行関連では、海外旅行108か国(煩悩の数)を達成すること、南米旅行を実現し、最後に、ペルーのマチピチュで完結すること等はすでに折り込み済みであるが、もっとチャレンジングなこともリストに追加してみたい。前向きに取り組めば、夢は叶う可能性があることを教えてくれた映画であった。来年は、「旅のつづき」も頑張ってやってみたい。
映画の予告編: https://youtu.be/2dP-F6x0Y7s
「旅のつづき」(竹内まりや): https://youtu.be/Cd92dQbEK5E