28日朝に菅首相は、都内のホテルで村井宮城県知事、湯埼広島県知事、鈴木浜松市長と会食し、コロナウィルス対策について意見交換した旨のニュースが流れていた。意見交換は結構なことだが、なぜ会食を共にする必要があるのであろうか?相変わらず朝食の会合を続けているのであろうか?朝食といえども、会食は会食であり、4人までの会食は全く問題ないと勘違いしているのであろうか?国民には、会食をしないようにあれだけしつこく要請しておいて、自分達は、OKということであろうか?5人というのはあくまで目安であって、5人以上は駄目、4人以下ならOKとかお酒がなけれはOKとか朝食ならOKとかというようなものではない。
国民には、生活スタイルの変更を要請しておいて、自分は、会食しながら意見交換するという今までのスタイルを変えないということでは、国民がついてくるわけがない。そんな人の言うことは聞き入れたくもないというところである。コロナ禍の今どきは、意見交換などは、会食を伴わない形でやるべきで、トップ自ら率先垂範(Lead by example)すべきであるが、この人は本当に分かっていないようである。4人以下であれば問題ないとか、朝食ならOKとか、感染防止対策をしっかりやっていれば、会食しても構わないとでも思っているのであろうか?国民は、トップがやっているのであるから、自分達もやっていいと皆思ってしまう。そんなこともトップに立つ人がわからないとはもうどうしようもない。早く交代させないと日本は本当に駄目になってしまう気がする。