浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

アフガニスタンの日本大使館員が我先に国外退避とは情けない

2021年09月01日 13時28分47秒 | 政治

米軍がアフガニスタンから撤退し、タリバンによるアフガニスタン制圧に伴い、アフガン情勢がとんでもないことになっている。アフガニスタンにはイスラム国勢力もまだ残っており、今後は内戦状態になるものと思われる。米軍撤退前に、各国が自国民の救出に全力を尽くしたようであるが、日本は初動体制の遅れもあって、折角自衛隊機がカブールまで行きながら、1人しか救出できないという失態を犯した。日本は、出国希望者に対し、空港まで自力で来ることを前提としたため、空港周辺の爆破等により、ほぼ全員が空港に辿りつくことができず、救出に失敗したという。まだ500人位が救助を待っているようである。

ほぼ同じ時期に米のバイデン大統領は、空港周辺は危険だから、近寄らないようにメッセーッジを発していたので、変だなと思っていたが、案の定であった。日本がアメリカとの情報共有がちゃんとできていないことが明るみにでた感がある。また、韓国では、韓国軍が390人もの救出に成功したとのニュースが流れていたが、両国の退避作戦には雲泥の差があったようである。日本は、大使館員が邦人救出という本来の業務を放棄し、現地スタッフを置き去りにし、我先にと国外に逃げたために、初動体制に遅れが生じ、救出作戦に明暗が分かれたようである。リトアニアでユダヤ人に対し、「命のビザ」の発給を行った杉原千畝さんとは対照的な行動である。飛行機や船舶でも、キャプテンは最後まで留まる責務があるが、我先にと国外に脱出するなんて、日本の外交官も地に落ちたものである。

日テレNEWS24記事(8/31): https://www.news24.jp/articles/2021/08/29/10931281.html


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする