浪漫飛行への誘(いざな)い

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ウクライナ情勢が緊迫

2022年02月18日 09時18分18秒 | 政治

 

今、ロシア軍がウクライナに侵攻するかどうかのウクライナ情勢が世界中の注目の的になっている。ウクライナといえば、かってのソ連の一員であり、ロシアとは仲がいいと勝手に理解していたが、現実は全く別のようである。旧ソ連を構成していた共和国は、全部で15ヵ国あったが、現在は、その内、アルメニア、ジョージア、アゼルバイジャン、エストニア、ラトビア、リトアニア、モルドバ、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアの10ヵ国がヨーロッパに帰属し、タジキスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、カザフスタンの5ヵ国がアジアに帰属している。

15ヵ国の内、タジキスタンとトルクメニスタンを除く13ヵ国に旅行経験があるが、実際の訪問経験で感じた印象は、国によって相当差があるということである。ヨーロッパの影響を色濃く受けているバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)やコーカサス三国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)は観光資源も豊富で、魅力溢れる街並みを構成している一方、モルドバやベラルーシは、観光的魅力はほとんどなく、やはり旧ソ連の国かという印象である。アジアに帰属する国はすべてに行っているわけではないが、印象としては、歴史的遺産が残されているウズベキスタン以外は、ほとんど見るべきものがない魅力に欠ける国ばかりというのが率直な感想である。

ウクライナについては、国も大きく、そこそこ観光資源もあるという印象を持っているが、個人的旅行体験からすると、犯罪が横行する治安の悪い国というイメージがある。キエフ空港では、受託手荷物からの貴重品抜き取り犯罪は日常茶飯事であり、街の中心でも、いわゆる「財布拾い」という犯罪に出くわしたこともあるので、ネガテイブな印象が強い。

バルト三国やコーカサス三国やウズベキスタンは、もう一度行きたいという気持ちも沸くが、その他の国については、あまりその気にはならないというのが正直なところである。ウクライナは、NATO加盟を目指していてロシアとの対立が続いているようだが、ロシアはヨーロッパの中では孤立化が進んでいるような印象である。ロシアについては、サンクトペテルブルク(昔のレニングラード)とモスクワしか行ったことがないが、昔の建築物や美術館を除くとあまり魅力ある観光資源があるようには思えない。

今は北京五輪が開催中なので、ロシア軍による今すぐのウクライナ侵攻はないような気がするが、当分の間はウクライナ情勢をウォッチする必要がありそうである。

 

ウクライナ・モルドバ旅行(2010年): https://youtu.be/dzWsC3dhDY8

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