1月20日の郷原信郎の「日本の権力を斬る!」では、岸田内閣の震災デタラメ対応、検察の裏金事件へのトンデモ対応について、一体何をやっているのか!と郷原氏は、怒り心頭で厳しく日本の権力を斬っている。
過去の大震災では、震災対応として、すぐに補正予算が組まれているが、岸田内閣は、緊急の補正予算を組むことなく、来年度(4月以降)の予備費の予算について5000億円を追加して1兆円としただけで、デタラメの対応しかやっていない。すぐにでも国会を召集して、補正予算を組むべきなのに、自民党派閥の裏金問題の追及が怖くて、国会を召集できないというから驚きのひどさである。首相の現地入りも遅かったが、たった90分だけというから、呆れる。れいわ新選組の山本太郎氏がいち早く現地入りして情報を提供したが、自民党政権は現地入りを非難する始末である。自衛隊の投入も万全ではなく、災害救援より、7日は陸上自衛隊の「降下訓練始め」というデモ訓練を優先するというあり様で非難を浴びたことからもよくわかる。震災現地の能登半島の被災者は、岸田内閣の冷ややかでお粗末な対応で苦しめられたので、可哀そうである。
また、安倍派幹部の不起訴も明らかになり、検察も頼りにならないことがはっきりした。法律の建てつけで、今の政治資金規正法はザル法であるため、共謀が立証できないと政治家を起訴できないようであるが、手に入れた裏金を勝手に使ったにもかかわらず、何のお咎めもないということはどうしても納得できない。裏金は政治活動に使ったものではなく、個人の所得として課税すべきなのに、それもやらないようであれば、検察、国税庁がいかにひどいかがよくわかる。我々は、確定申告でしっかり税金を払わされるのに、何千万円単位の裏金を手に入れた自民党政治家は、一切も税金を払わないでいいというのはどうしても納得できない。早く、自民党政権を終焉させないと日本はますます駄目になりそうである。郷原氏の怒りは全く同感である。
郷原信郎の「日本の権力を斬る!」(1/20): https://www.youtube.com/watch?v=qys177NTHXE
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