
日曜の夜は、なんとなくだが、いつもBSテレ東の「BS演歌の花道」を見ている。この番組は、1978年から22年間レギュラー番組として日曜の夜に放送されていたもので、今、再放送されているようである。出演歌手が皆昔の若い頃の姿で歌うので、再放送だとは思っていたが、まさにその通りで、懐かしい映像を見て当時にタイムスリップし、なぜか落ち着いた気分になれるから不思議である。番組の前半は昭和時代、後半は令和の現在に歌う演歌で構成されているが、なんたって昭和時代の前半に引き込まれる。
1月21日の前半は、島倉千代子と堀内孝雄の二人の出演であった。懐かしい映像で、当時の演歌を楽しむことができた。島倉さんは、すでに旅立っているし、堀内さんもなんたって若いことに驚く。「人生いろいろ」も久し振りに聴いた。島倉さんは、今、自分が住んでいる地元の出身なので、親しみを感じるし、近くの東海寺墓地にあるお墓にお参りしたこともある。最寄の青物横丁駅の電車接近メロディーも「人生いろいろ」である。
後半は、令和の現代に歌う演歌であるが、曲の紹介や合間に流れる情緒豊かなナレーションが大好きである。ナレーターは、「杉本るみ」さんという声優で、何ともかったるいというか魅惑的な声の持ち主である。テレビ、ラジオ、TVCM等のナレーションで活躍されている方であるが、彼女はJALの機内音楽(演歌チャンネル)のナレーションをやっていたので、その魅惑的な独特の声に魅了されていた。声を聴くだけで、彼女だとすぐわかる。また、昔流行った演歌を今の若手歌手が歌うことも少なくないので、それなりに楽しみでもある。カラオケの背景映像のごとく、演歌にマッチした映像が流れるシーンも魅力的である。演歌自体は、それほど好きということではないが、杉本るみさんのナレーションを聴きたくて、日曜の夜は、なんとなくこの番組を見てしまう。
人生いろいろ:https://www.youtube.com/watch?v=ZNUGTZaBI74
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます