浪漫飛行への誘(いざな)い

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今年の紅葉狩り

2021年12月01日 18時44分07秒 | お出かけ

 

今年の紅葉狩りは、11月27日に九品仏の浄真寺、駒沢オリンピック公園、30日に横浜の三渓園に出かけてみた。今までに、神宮外苑、六義園、日比谷公園等の名所は行ったことがあるが、今回の三か所はすべて初めての訪問である。浄真寺は1673年に創建された浄土宗のお寺であるが、紅葉の名所としても人気あるスポットとなっている。3つの阿弥陀堂(上品堂、中品堂、下品堂)の中にそれぞれ3体、合計9体の阿弥陀如来像が安置されており、九品仏の名前の由来ともなっているようである。本堂前には、大きなイチョウがあり、まさに黄葉真っ盛りであったが、境内の紅葉全体としては、もうちょっというタイミングであったものの、平日にもかかわらず、そこそこの人々が訪れていた。

九品仏からさらに東急線で駒沢大学まで足を延ばし、駒沢オリンピック公園にも初めて出かけた。テレビで紅葉の様子が紹介されていたので、行く気になったものだが、公園自体が大きすぎ、公園内を歩くだけで疲れるばかりで、紅葉の名所としては期待はずれであった。イチョウ並木といっても、神宮外苑のイチョウ並木よりはるかに見ごたえはなく、現地の案内板でも、名所案内は全く行われていなかった。ランニングをする人やスポーツを楽しむ人々は多くいたが、紅葉の名所という観点では、ほぼ行く価値はないとの印象であった。

30日は、午前中晴れという天気予報を受け、やはりテレビで紹介されていた横浜の三渓園に初めて足を運んだ。交通の便があまりよくないので、今まで行く機会を逸していたが、紅葉の時期だけ、内苑というエリアが解放されているという情報を得て、思い切って出かけてみた。三渓園は、原富太郎という実業家、茶人が1906年に造園したもので、三渓とは原の号から来ている。三渓園は、歴史的建造物と日本庭園が絶妙にマッチされて、美しい風景を醸し出していた。

園内には、国の重要文化財、12棟を含め、17棟もの歴史的建造物があるが、どれも京都、和歌山、岐阜等から移築された16~17世紀頃創建された本物であるというから驚く。開園当時に移築されたようであるが、一体どうやって移築したのであろうか?小高い山の上には、三重塔(1457年創建、京都の燈明寺から移築)も聳えていて、池越しの庭園風景はなんともいえない風情がある。内苑の紅葉は、絶頂ではないものの、かなり色づいており、歴史的建物と相まってまさに絵になる風景が広がっていた。平日にもかかわらず、多くの花見客が訪れていたが、わざわざ京都まで行かなくても近場で歴史的建造物と紅葉のコラボが楽しめることがわかった。

写真は、三渓園の紅葉


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