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昭和歌謡ベストテンDX▼なかにし礼特集

2020年06月26日 08時08分20秒 | TV番組

25日夜、BS-TBSの「昭和歌謡ベストテンDX」として「なかにし礼特集」が放映されていた。歌謡界に燦然と輝く作詞家なかにし礼のヒット曲10選が発表されていたが、どの曲も知っているものばかりで、懐かしい想いで番組に魅入ってしまった。発表されたベストテンは、下記の通りであった。

第1位 「知りたくないの」 菅原洋一
第2位 「北酒場」 細川たかし
第3位 「別れの朝」 ペデロ&カプリシャス
第4位 「まつり」 北島三郎
第5位 「石狩挽歌」 北原ミレイ
第6位 「恋の奴隷」 奥村チヨ
第7位 「グッド・バイ・マイ・ラブ」 アン・ルイス
第8位 「恋のフーガ」 ザ・ピーナッツ
第9位 「時には娼婦のように」 黒沢年雄
第10位 「今日でお別れ」 菅原洋一

この中で、個人的に特に印象が強い曲は、「石狩挽歌」と「グッド・バイ・マイ・ラブ」である。「石狩挽歌」(1975年)は、20年も前だが、渋谷の電力館で行われたなかにし礼さんの講演会で、この歌の生まれた背景を詳しく本人の口から聞いたことがある。講演では、身の上話もいろいろ話されたが、この曲の詞には本人の幼少時の体験、どうしようもない兄に対する複雑な気持ち、人生に対する想いが織り込まれている。社会人になって初めての勤務地が北海道で、小樽にも何回か出掛けていたので、親しみも深かった。

また、「グッド・バイ・マイ・ラブ」(1974年)は、アン・ルイスもいいが、大好きなテレサ・テンが中国語でカバーしていた曲だからである。

「石狩挽歌」: https://youtu.be/1xtVGlK2qYA

「グッド・バイ・マイ・ラブ」(テレサ・テン 中国語):

https://youtu.be/BKbhz2U5Kk8

なかにし礼さんは、上の10曲だけでなく、作詞家としていい詞をたくさん残しており、大好きな作詞家の一人である。それにしても、BSの歌謡番組は、我々世代にとっては、最高の贈り物である。BSに拍手!

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