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悪貨は良貨を駆逐する~裏金・利権・嘘まみれ

2024年06月15日 05時23分01秒 | 政治

12日、ついに来る都知事選に小池百合子都知事が出馬表明を行った。現職の強みで、後出しじゃんけんの感があるが、すでに、蓮舫さん(元立憲民主党)や石丸伸二さん(元安芸高田市長)や田母神俊雄さん(元航空幕僚長)等も立候補を表明しているので、役者が出揃った感がある。今回40人以上の立候補者がいるようだが、実質的には、小池vs蓮舫、即ち、与党連合vs野党連合、裏金・利権政治vs改革革新政治の構図である。小池氏側は裏金自民党と公明党の支援を受ける形での選挙戦となるが、表向き自民党支援を受けず、裏で手を組むという姑息な裏技(ステルス作戦)を駆使するものと思われる。自民党は、最近の選挙では、裏金問題が影響して全敗して窮地に陥っているが、今回の都知事選に勝利し復権を目ざしていると思われる。バーベキューH氏なんかは自分の復権もあるので政治生命をかけて汚い裏の世界で暗躍するはずである。とにかく裏金を使いまくる自民党なので、どんな手に出るかウォッチする必要がある。

小池都知事は、学歴詐称問題からも分かるように、ウソ、わかりやすい利権、裏工作、税金の無駄使い、マスメディア手玉、パフォーマンス得意、わがままな独裁者といった色合いが強く、自民党と同じ体質なので、わかりやすい。自民党イコール小池都知事なのである。自民党批判で知事になったのに、今や自民党と結託、豊洲問題にしても、変節というか変わり身の早さは天下一品である。先の八王子市長選挙で、都民ファーストの候補者を応援せず、H氏と結託して自民党候補者を応援するといったことも平気で出来るのが彼女のすごいところでもある。敵か味方かを判断して立ち回り、時によっては平気で嘘をついたり、変節するのである。裏で動くあたりは、H氏といっしょで気が合うのであろう。都民は騙されないように目覚めるべきである。

今回の都知事選は、学歴詐称問題が再燃しようが、自民党の裏金・脱税問題があろうが、現職都知事が負けたことは過去一回もないとうことで、小池氏が有利であることは間違いない。自民党も必死なので、野党側が結束できていないようなので、蓮舫氏わずかに及ばずという結果になるのではないかと予想する。小池氏が勝利すれば、自民党裏金問題は棚上げされ、引き続き、裏金をベースとした自民党独裁政権が日本を巣食うことになるので、今回の都民の選択責任は大きい。現行の裏金・利権政治を容認するということは、それだけ現在の体制(establishment)に満足している人や甘い汁を吸っている人や政権交代を望んでいない人が多いということを意味する。自民党の裏金問題は、真相究明されることなく、逃げ切った感があり、一般国民も容認したことになる。日本における良識派はどこに行ってしまったのか?

また、8年間の小池都政を振り返ってみても問題山積であるとことがよくわかる。

・悪名高い東京五輪の強行(自民党政府と一体化)
・不明朗な豊洲移転と経緯情報公開拒否
・公約「七つのゼロ」の未達成
・都庁記者クラブの形骸化(マスメディアとグル)
・豊かな税収に胡坐をかいた税金無駄遣い(18億円も使うプロジェクションマッピング等)
・晴海フラッグ問題(法人買い占め等で住宅政策機能せず)
・明治神宮外苑再開発の問題(緑の喪失、H氏が暗躍?)  

これだけ、自民党利権政治と手を組み権力を握って暗躍し、都政を駄目にしてきたが、今回自民党、公明党と手を組み、三期目に出馬し、利権政治をさらに推進しようとしている。現状分析では、現職の強みで、裏金・利権政治が息を吹き返すことになりそうである。さすが、内閣支持率がじり貧の岸田首相は消え去ることは間違いないが、H氏はじめ裏金議員達が裏金に物を言わせ、利権政治を継続していくことになりそうである。グレシャムの法則ではないが、「悪貨は良貨を駆逐する」である。本来の意味とはちょっと違うかも知れないが、裏金自民党・小池都政の悪貨が我々国民や都民の良貨を追いやり、日本は利権政治の道をさらに突っ走ることになりそうである。利権政治の暴走を許していいのであろうか?元朝日新聞記者でジャーナリストの佐藤章氏が一月万冊で詳しく解説してくれている。





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