浪漫飛行への誘(いざな)い

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タイタニック号を偲ぶ 

2020年06月20日 12時44分03秒 | ニュース

1912年に沈没した豪華客船、タイタニック号の事故の原因になったとみられる氷山の写真が、今月24日に競売にかけられることになったというニュースを見た。写真は白黒で、雲がほとんどない晴天の下、静かな海に浮かぶとがった氷山の姿が写っている。タイタニック号は1912年4月14日深夜、北大西洋で氷山に激突して沈没したが、写真は翌朝、付近を通過した別の船の船長が撮影したという。写真に添えたメモには、氷山の片側に船が衝突したことを示す赤いペンキの跡が「はっきり見えた」と書かれ、船長と船員3人が署名しているとのことである。

タイタニック号は、北アイルランドのベルファストで造船(1911年5月31日進水)された豪華客船で、1912年4月10日にイギリスのサウサンプトンを出港し、ニューヨークに向かったが、14日にニューファウンドランド沖で事故にあった。タイタニック号に興味を持ったのは、2017年にベルファストへ旅行した時、タイタニック・ベルファストという博物館を見学した時であった。造船されたところに記念の博物館が建てられていて、タイタニック号のことがいろいろ知ることができる。造船の様子、遺品や残骸の展示、いろいろ体験ができたり、見応えのある博物館で、最低3時間位は必要である。街の中心部からはちょっと離れているが、ベルファストでは必見の博物館である。

タイタニックの悲劇は何度か映画化されているが、1997年に公開された「タイタニック」の映画はラブストーリーになっていて感動的であった。ディカプリオとウィンスレットとの船上マストでのシーンは印象的で、全編に流れるサウンドトラックの音楽も素晴らしかった。

また、オーストラリアで、「タイタニック2号」計画が進行しているという。タイタニック号を復元し、当時の計画と同じ航路を運航させるプロジェクトで、2022年の就航を目指して建造作業が進んでいるとのことである。「タイタニック2号」の建造は2012年に豪実業家クライブ・パーマー氏が提案し、中国の造船所に発注済みと発表したものの、資金関連のトラブルで中断していたが、再始動したようである。好奇心をそそる面白い壮大な計画であるが、多数の死者を出した事故なので、すんなりとは歓迎できない。クルーズ船は新型コロナ問題もあり、どうなることやら?

写真は、タイタニック号とタイタニック2号 及び タイタニック・ベルファスト


ベルファスト旅行アルバム: 

https://youtu.be/RnqoCB37-pg


「タイタニック」予告編: 

https://youtu.be/tWNgjjxFh4c




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