7月17日のNHK BSの「世界ふれあい街歩き」は、マレーシアのマラッカとクアラルンプールの街歩きを放送していた。この番組は、単なる観光地めぐりの旅とはちょっと違って、タイトル通り、地元の人々とのふれあいを求めて街歩きをするといった内容なので、自分自身で楽しむ有名なスポットをめぐる観光旅行をイメージするとちょっと期待外れかも知れない。それでも街の様子が映像で見られるので、雰囲気は味わえるが、あくまで番組で特別に紹介しているため、必ずしも同じ場所を訪れたり、歩いたりすることは難しいかも知れない。
今回は、マレーシアの中で、様々な民族が行き交った大航海時代の余韻を残すマラッカと首都クアラルンプールの街歩きであった。マレー半島西岸の港町マラッカは大航海時代以来、ポルトガル、オランダ、イギリスに支配されながら中国人、インド人が移り住み国際色豊かな街となった。クアラルンプールは、経済発展著しいマレーシアの今を見せる街で、超高層ビルが林立する足元には昔ながらの庶民の暮らしもみることができる。2023年には、ムルデカ118という世界第2位の679mという高さを誇るビルも完成し、その発展ぶりが象徴される(第1位は、ドバイにあるブルジュハリファ828m)。
マラッカには、1992年、クアラルンプールには、1992/2006/2011/2012年と4回訪問しているが、マレーシア自体、リタイア後のロングステイ候補地として最も有力な国の一つと考えていたので、かなり意識的マレーシア各地を旅行し、ペナン島、ランカウイ島、キャメロンハイランドというリゾート地でゴルフを楽しむという下見体験もやってきた。エアアジアというマレーシアのLCCが日本とマレーシア間の旅を格安料金で提供しているので、費用的にも安く往来できるのも魅力である。日本の冬の時期には、マレーシアのような年中温暖な国で暮らしてみたいという気持ちは今でも持っており、ロングステイ中にゴルフ三昧が可能なところを探しているが、昨今は、大分値段が上がっているようで、なかなか結論が出ていない。
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