浪漫飛行への誘(いざな)い

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「男はつらいよ」は日本人のふるさと

2020年06月29日 08時35分35秒 | 映画

久し振りに、土曜の夜に全作品を放映しているBSテレ東で「男はつらいよ」を見た。27日は、第13作「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」(昭和49年作品)で、マドンナは吉永小百合であった。寅さんは、どの作品を見ても、笑って、泣けて、楽しめるものばかりで、マドンナとの淡い関係に親近感、安心感を覚える。余談だが、映画の中で吉永小百合がミニスカートをはいているのにちょっとドキッとした。当時流行っていたのかと懐かしくなった。

約35年前、ドイツのフランクフルトに駐在していた頃、文化活動の一環として、現地の日本人を対象に、日本映画会を主催していたことがある。年2回ほどやっていたが、日曜日に現地の映画館を借り切って、日本映画を2本立で上映するのである。入場料は無料で、毎回200人位の日本人が見に来てくれていたと思う。ベルリンまで行ってベルリン在住の日本人向けに上映したこともある。

フィルムは、東京から送ってもらい、リストから選ぶことになるが、1本は必ず「男はつらいよ」シリーズ、もう1本は、「ドラえもん」等のアニメ映画であった。子供も多いので、アニメ映画も人気があったが、やはり、海外在住の日本人にとって、寅さん映画は、大変人気があり、日本人、日本文化の原点となっている。ドイツ人と結婚し海外生活が長い日本人にとっても、寅さん映画は、日本での元生活を思い出し、元気をくれる源になっている印象であった。日本中を旅している寅さんなので、ロケ地は日本全国で、映画に出てくる日本の原風景は懐かしいものばかりで、一層、日本が恋しくなるようである。

渥美清さんが亡くなってもう24年も経つ。映画に出てくる俳優さんも亡くなっている人が少なくない。時代の流れを感じるが、いつになっても寅さんの「男はつらいよ」は、我々の心のふるさとである。

男はつらいよ:  https://youtu.be/qjd-4rrX1K8

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