hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

民主の事業仕分け

2010-09-10 07:59:00 | 日記
 以前から、ここで言っているように、仕分けの内容には項目で仕分ける部分と中味の単価、重複をチェックして仕分ける部分があります。 去年の段階では時間的に細部まで仕分けるには無理があったと思いますが、仕分けの中味は、相変わらず表面だけのパフォーマンスになっています。
 もともと、法的権限の無い仕分けですから、逆に過剰なほど厳しく検証する必要があるのです。仕分けられる側は、権限のない相手ですから適当に受け流して、お茶を濁しておけば嵐は過ぎれば治まる程度の対応で終わります。
 現状では、とても革命的な予算改革は無理です。特殊法人や特別会計を根底から必要な部分だけ残して、大半を本予算に一本化するなんて出来ません。 手緩いんです。
 日本の国家の仕組には、必要のない公益法人といわれる法人が多過ぎます。 その為に、無くても良い何とか委員会や審議会、調査会といった複雑な段階を踏まないと許認可が得られず沢山の弊害を産み出しています。 すべて、不要な特別会計の存在が根底にあるのです。
 菅さんの掛け声政治そのものです。 結局、財界に擦り寄って、ご機嫌伺いする形になっています。 雇用、雇用って叫ぶだけで、何をどうするが無い。小泉の郵政改革と同じで、理解できているのは改革が必要だという事だけで、何をどうしたら良いのか解ってないのが菅さんです。 経済についても、不景気や円高デフレが現実にある事は解っても、何をどうすれば良いのか解っていません。

財界の犬と化した菅総理

2010-09-09 20:38:30 | 日記
 いよいよ、菅総理は法人税率引き下げを強行しそうである。 総理になる前に、小沢さんと鳩山さんが、政治と金で攻めされている間に、総理になった後の対応を条件に、財界に貴信援助を縋った菅さんは、いよいよ約束を実行しようとしている訳です。
 日本の大企業のように、売上げに対する利益をあらゆる手を使って、利益を圧縮させ、納めるべき税を逃れている国はないのです。
 企業は儲かっている、いないに関らず経営するからには、社会に一定の責任を負うべきです。 従って、売上げを誤魔化したり、利益を分散させたりしても一定の税を納めさせるべきです。 即ち、法人税の全てを外形標準課税にすべきです。(現状はほんの一部分だけ、外形標準課税)
売上額と課税所得を比べると日本の企業は異常に、開きが大きいのです。 率は高くても納める法人税の額は低いのです。 
 メディアを使って、表面税率が高い事を世論に見せ付けて、早い内に税率を下げてしまおうと目論んでいるのです。 日本人の事ですから、一旦下げてしまえば後は直ぐに忘れてしまいます。 最近特に、政財界挙って法人税率のことを取り上げるのは、税の仕組が国民に見え難い内に急いで、改正したいからです。
 民主党の中では、菅さんはじめ、ほんの一部の議員が急いでいます。 代表が交代したりして、みんなの党や、国民新党には反対者が多い為に、今のうちに決定したいのでしょう。

小沢さんが議員票で500P取れるか?

2010-09-09 11:43:14 | 日記
 代表選では国会議員票で最低500ポイント、250票取れるかが別れ道になりそうです。菅さんは160票強です。 果たしてどうでしょう。
 地方の議員は表面では、菅さんを推す形でも、本音は菅さんの技量の無さにうんざりしています。 国会議員にもこの傾向が強いので、無記名投票で寝返る票がどれだけ出るのかが問題です。 現総理の菅さんですから、表面上は有利な部分があったり、総理を代える事に異論を唱えていたりで、問題は、勝ち馬に乗り損ねないようにする為の姑息な手法です。
 勝ちを予測する力の有無が大きく左右します。 

権力への挑戦

2010-09-09 10:04:45 | 日記
 いつの時代でも体制側は、権力に胡坐を掻き、姑息な手法で自己保身に走るものです。 成長が止まって、新陳代謝も自浄作用も利かなくなると朽ち果てるのを待つばかりです。
 民主党は、政権を握ったばかりなのに、法曹界や司法に影響力を駆使したのか、それとも法曹界が政府への将来の影響力を考えて、気を回したのか何となく胡散臭い動きが垣間見えます。 表だって動いてなくても、この時期に妙な判断が為されると結び付けて考えてしまうものです。
 この時期の鈴木議員の上告棄却の意味は、二つ考えられます。 小沢政権になると、圧力が懸るのではないかという危惧。 もう一つは、検察審議会に限らず、法曹界への対応に対する警告の意味を含めて、小沢さんにプレッシャーを掛けるという意向。
 裁判所、検察、警察の最近の動きは法律や社会正義は二の次で、自分達の権威を守る為と将来への影響力を強める為の施策ばかりです。 
 社会正義を貫くなんて、意味も価値もないと思っているからです。世も末であると言われる所以です。

日米沈没

2010-09-09 07:44:12 | 日記
 この期に及んで、法人税減税。 公的資金で救済された企業の経営者が高給を取って、負担は一般国民。 この金持ち優遇の対策に偏る政治が如何に愚かな結果を招くかと言う事が理解できないのか? その上にゼロ金利を押し通すという金融エゴで国は栄えると思っているのでしょうか?
 この貧富の格差が、益々増大する政策では、景気も良くならないし雇用も改善されるはずは無い。 日米はこの点では全く同一の歩調である。
 この傾向を引き継ぐ事が間違いない菅総理。 怠慢と横着に満ち溢れた政治、経済界。 国民もメディアも何を選択し、何処に向かおうとしているのか? 
 政治と金と問題を提起しながら、言ってる部分は政治の中の一部の点だけ。 肝心な社会全体のお金の流れは、特定な方向に偏るばかりです。 
 人間の体で言えば、脳梗塞している患者に輸血ばかりしているような状況です。 
困ったものですが、それだけの知恵しか無い、日米のお偉い人たちです。
 国民も自己防衛できる人しか耐え抜けません。 すでに相当数の人が自暴自棄になってきているのです。

医療界の利益配分

2010-09-08 23:10:34 | 日記
 経済界全体も、この富と利益の配分のバランスが崩れて、現在のデフレと不景気を招いてしまいましたが、医療界、医薬品業界のアンバランスは酷いものです。
 本来、資本家側とそこで働く労働者、そこに取り巻く関連業者と消費者が均衡の取れた利益の分配によって、業界全体が潤っていけるのです。
 医療界では消費者は患者であり、関連業者は製薬会社や医療機器メーカーです。そして労働者は看護士、介護士ということになります。
 この医療界は社会保険や薬品と言う特性もあって、複雑なカラクリによる搾取が甚だしいのです。 製薬会社は特に一定の病院や薬局関係者と攣るんで、搾取する仕組を作り上げています。 利益の配分が働く人達に回らず、しかも、患者の負担が増える事には全く無頓着極まりません。
 医療費全体が増えることは彼らにとっては美味しい事でしかないのです。 それも一部特定の関係者だけの利益に回っていくシステムです。 
 製薬業界の株価だけが高い価格を維持できるのもこのカラクリのお陰です。 
 全てを適正な状態に変えれれば、20%は削減できて尚、看護士、介護士の待遇も改善できます。 業界を蝕む、甘い汁を吸う蛆虫どもを排除できればの話です。 

検察審査会の流れ作り

2010-09-08 22:28:46 | 日記
 本来、検察審査会によって、小沢さんに対する決断が下される時期に、この上告が棄却されるという最高裁の判断は、密室で審査して結論を出す前振りとしてのパフォーマンスではないかと懐疑的に考えます。
 法的な大きな責任のある判断を下す機関が、下す結論には責任の無い形で審判を下すのは明らかにバランスが崩れています。 密室なんですよ。 そこに加わる関係者は自分達の決断に責任を感じるべきです。 少なくとも、素人の一般市民は別として、補助的に加わった専門家は公表されるべきでしょう。
 審査員への、暗黙の内に誘導や働きかけがあっても、表面に出なければどうにでも出来ます。 これが民主主義の本来の姿ですか?
 法曹界の本音が、何処にあるのか分りませんが、権力に逆らう者に対する見せしめとしての措置としか思えません。 
 権力や、財力に物を言わせて暴挙を繰返すという時代錯誤ですが、鈴木宗男さんの行為が合法、違法は別として、権力の横暴は許されてはなりません。
 これで小沢さんに下される審査会の判断を見れば、司法の本音が透けて見えるでしょう。

佐ノ山親方に恐怖

2010-09-08 18:05:26 | 日記
 日本相撲協会や調査会、NHK、が下す判断には大きな不平等を感じます。この意味で、佐ノ山親方には、俗にケツを捲られると怖いので、相撲協会も一目置いて判断を下していますね。 1人や2人、何もかも曝け出す勇気がある力士は居ないものかと、呆れますね。
 結局、シッポを切って、有耶無耶で終わらせ、警視庁も手打ちでしょうか?
これでは、どちらがヤクザか分らない状態ですね。 
 日本の何処に民主主義があるのでしょう? 警察も、検察も、裁判所も損か得かのサジ加減で下す判断は曖昧極まりない。 
 これで、秋場所も賭博もNHKも一件落着です。 呆れるばかりの法治国家ですね!

日本の司法

2010-09-08 17:19:11 | 日記
 検察と裁判所。 日本の裁判の判決は、過去の判例に偏った傾向が強く、法律に忠実である以前に、過去の判断に従順である事が優先されます。
 この傾向は、どこまでも村社会的偏重で、無難な判決が最善と受け止める裁判官が殆どであるからです。 色々な方面から来る、目に見えた圧力や隠れたところから来る圧力に屈して判断を下す裁判官ばかりです。いつも、何かを為す時に、周囲を窺って、周りの目を気にして自分の動きを決める俗人の仕草です。
 この流れは、司法に限らず、政界、財界、教育界にも充満しています。 
 結局、自らの確固たる信念を持ち得ず、体制に流される方が、楽であり、出世の近道であるという感性です。この事は、現在の年金問題、高齢者不明問題、役所の横着な対応といった面に露見している職務怠慢から来るものです。 問題が生じた場合も社会正義の前に、どっちが楽か、損か得かで自分の動きを決めてしまうのです。
 鈴木宗男氏の上告棄却が正当か不当かの判断はそれぞれ違うでしょうが、下された判断の時期が今であるのは、本意が何処にあるのか甚だ疑問です。
 小沢さんの検察審査会が下す判断にも、見えない部分からの大きな働きかけがあるという事は大いに予想できます。 何処までも社会正義が貫かれることが臨まれますが、日本の場合は中立で公平である判決は極めて少ないのです。 
 最近の相撲協会の事件も芸能界の薬物事件も、裁判が社会正義に則った民主主義的判断を下しているとは思えないケースばかりです。

どうして今?鈴木議員、棄却!

2010-09-08 13:56:38 | 日記
 この時期に、上告棄却? 鈴木議員が収監される? 何故この時期なのか?
 司法当局の意向や判断が曖昧で理解できませんね。 むしろこういった結論に対して司法には説明責任があるんじゃないですか?
 相撲協会や薬物、メディアといった反響の大きい事件に対しては、違った結論が出たりして、とても客観的で平等な扱いではありませんね。
 それで尚、検察審査会は密室ですか? 検察審査会も傍聴かのうですか? 大変責任のある判断を下すのですから、下した判断には大きな責任があるはずです。
 一般人に特別な権限を与えているんですから、勝手な部分だけ素人扱いは駄目ですよ。