晴れのち曇り。最低気温5.3℃、最高気温14.7℃。
昨日、5日の夕方に私が見た美しい月は、「後の十三夜」という171年ぶりの名月だったという。本日付の北海道新聞の記事でそう知った。171年ぶりに旧暦と季節のずれを改善するための「うるう9月」が生じ、旧暦9月13日が太陽暦11月5日にまた現れ、2回目の十三夜月「後の十三夜月」となったとのこと。このような「後の十三夜」が見られるのは95年後の2109年というので、昨夜、この月を見ることができたのは何という大きなツキだったことか。午後に生田原から戻り、片付けをした後に散歩に出たのも成り行きで、たまたま月が出る時間帯になったのだった。この先、二度と生きているうちに見ることができない貴重な「後の十三夜月」。この度は偶然が重なって観ることができたのだから、しっかり脳裏に焼き付けておきたい。
「古来、旧暦の8月15日(太陽暦で今年は9月8日)と9月13日(同10月6日)の月は名月とされ、それぞれ『中秋の名月』、『十三夜月』と呼ばれる。」と同記事にあった。昔の人々が天体に愛称をつけて親しみつつ、辛くもあり、楽しくもある日々の暮らしを紡いでいたことを思うと親近感が湧いてきて、何だか嬉しい。
《後の十三夜月 野幌森林公園ふれあいコース 11月5日16:33》