透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

北海道博物館へ

2019-05-12 22:22:14 | 日記

晴れ。最低気温1.3℃、最高気温13.5℃。

北海道博物館

北海道百年記念塔

 

北海道博物館で開催されている「マオリ」による「TUKU IHO 受け継がれるレガシー」展と特別公演「カパ・ハカ」を鑑賞してきました。

「マオリ」とは、ニュージーランド先住民族の総称で、現在の総人口470万人のうちの14%を占めるそうです。

この展覧会とイベントプログラムはニュージーランド・マオリ芸術工芸学校主催・監修によるもの。

十数年前、道東の清里町で、マオリの女性教員・ターニャさんのホームスティを引き受けたことがありました。清里町はニュージーランドのモトエカと姉妹都市を結んでいたのです。数泊だったのですが、身振り手振りでお話をし、カラオケを楽しんだり、清里小学校の先生方を交えてホームパーティをしたことが思い出されました。

さて、本日限りで終了となる11時半からの特別公演「カパ・ハカ」ですが、立ち見がでるほどの盛況でした。会場に入場してきた彼らのオーラは目を見張るほどで、立ち居振る舞いに自信と誇りがにじみ出て、威風堂々の感がありました。

この特別公演の締めくくりは「瀬戸の花嫁」の美しいコーラス。異文化であれ、心の琴線を震わせる力があるものは、それを感じる心を持つものには響くのだと思えたひとときでした。

帰り際に解体が決まっている百年記念塔へ。青空を背景に噴水越しに眺める記念塔もまた清々しく格別。

コメント
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