晴れ一時雨。最低気温12.1℃、最高気温19.6℃。
午後、民放ラジオを聴いていたら、雪虫をみたという人の話で盛り上がっていました。私はまだ目にしていないのですが、雪虫の名が飛び交うということは、雪の季節がそう遠くないということですね。
さて、この雪虫について、ウキペディアなどで調べたことをまとめてみました。
雪虫とはアブラムシのうち、白腺物質を分泌する腺があるものの通称です。体調5mm前後の全身が綿で包まれたようになります。
この虫の呼び名は雪虫のほかに「綿虫」や「しろばんば」などがあり、具体的な種としては「トドノネオオワタムシ」や「リンゴワタムシ」が代表的です。
アブラムシは普通、羽のない姿で多数集まってコロニーを作ります。
しかし、秋になって越冬する前などに羽をもつ成虫が生まれ、越冬の前に産卵します。
この時、羽をもつ成虫が蝋物質を身にまとって飛ぶ姿は、飛ぶ力が弱いので風になびいているように見え、なおのこと雪を思わせるようです。
北海道辺りでは、初雪の降る少し前に雪虫を見る機会が多くなるので、冬の訪れを告げる風物詩ともなっています。
ところで、株式会社ウェザーニューズ(東京都)が2012年1月12日に発表したところによると、雪虫を見てから初雪までの日数は平均21日とのことです。