透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

北海道立文学館へ

2013-04-21 18:53:46 | 日記

晴れのち曇り一時雨。最低気温-0.4℃、最高気温10.5℃。

ついに、常設展プレミアム「木版画家・佐藤国男による宮沢賢治ワールド」展に行ってきました。

展示会場に入ると真っ先に主催者の次のような言葉が掲示されていました。

「時代を超えて愛される詩人・宮沢賢治は、今年で没後80年になります。岩手県生まれの賢治が生きたのは、津波や冷害など相次ぐ災害に見舞われた時代でした。東日本大震災以降、全国で賢治を見直す動きが広がっています。本展では、賢治の童話や詩をテーマに木目を生かした心温まる版画を彫り続けている佐藤国男(1952年・北檜山町生まれ)の作品をご紹介します。人間味あふれる佐藤国男の“宮沢賢治ワールド”をお楽しみください。」

佐藤国男氏の木版画はどれも賢治の不思議な世界へ誘ってくれるものでした。原画が持つ底力でしょうか。木目の美しさがより際立ち、木との対話からこれらの作品が生み出されたのだろうと納得しました。出版された賢治絵本も多数で展示会場でも手にとって見ることができるようにセットしてありました。他に『春と修羅』の初版本、『宮沢賢治 イーハトーブ札幌駅』(石本裕之著)等がガラスケース内に展示されていました。

会場外のホールでは絵本等や作品の販売もされていて、この度は『銀河鉄道の夜』(木版画:佐藤国男 原作:宮沢賢治、編・構成:斉藤征義)を購入しました。

                             

                  《「常設展プレミアム木版画家・佐藤国男による宮沢賢治ワールド」展 北海道立文学館10:29》

                             

                                 《中島公園内の菖蒲池 10:34》

                              

                        《 『銀河鉄道の夜』木版画:佐藤国男 原作:宮沢賢治、編・構成:斉藤征義、北海道新聞社 》

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