透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「かでる講座」へ

2015-06-15 18:57:14 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温14.6℃、最高気温23.6℃。

「かでる講座」も三回目となりました。講師は北海道大学大学院理学研究員准教授の黒岩麻里氏。「まり」かと思っていたのですが「あさと」とは意外でした。自己紹介の中で「あさと」とはなかなか呼んでもらえず、幼少からこの名前は嫌だったと述べられていました。さらに「あさと」となると男の子と間違えられるしとも。文学好きだったのが生物を好きになったわけや、名古屋大学を受験するに至った過程を話されていましたが、なるほどいっとき小説家を目指したことがある方だなと情景が浮かぶような語り口から感じました。講座のタイトルにも小説家の匂いがするような・・・・・。

さて、このあと、苦手意識が未だに消えない生物学にどっぷり浸れ、学びが深まった2時間となりました。

                      

                      

                      

                      

 

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フランスギクとタンポポ

2015-06-14 21:37:00 | 日記

晴れ。最低気温14.0℃、最高気温24.1℃。

野幌森林公園のふれあいコースのフランスギクは今が見ごろを迎えています。遊歩道を飾るように咲くフランスギクは緑に映えて何とも風情があるものです。

それから、いつもの大沢口へ向かったのですが、途中の道すがら、日陰のタンポポが綿帽子になっていました。我が家に戻ると服に綿毛が一個ついていたのでよく見ると、タンポポの種子でした。子孫を残そうとしている巧みな手法には目をみはります。

フランスギクは見た目よりはるかにしぶとく、刈り取られても根が残っていれば必ず次の年に花を咲かせます。フランスギクもタンポポも明るく元気で美しく、そして何より逞しい。

                   

                   

                   

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鳥再び

2015-06-13 20:25:31 | 日記

雨のち晴れのち曇り。最低気温12.9℃、最高気温18.7℃。

購入してきた餌をエサ台へ置くと、さっそく鳥たちがやってきました。小さな庭の片隅にあるおんこの木陰にやってくる鳥たちはストップモーションのような独特の動きを見せてくれます。その鳥たちの営みのひとこまを見ていて飽きないのはそこに何かあるからなのでしょうね。

                    

                         

 

 

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餌の切れ目

2015-06-12 21:23:57 | 日記

晴れ。最低気温7.9℃、最高気温20.5℃。

今年は春から庭に鳥のエサ台をおいて、餌をあげていました。お蔭で、ヒヨドリ、ヒワ、シジュウカラや常連の雀などが顔を見せてくれていました。ところが、うっかりしているうち餌を買い忘れ、ついに今日、エサ台は空っぽになってしまいました。そうこうしているうりに、つがいと思われるヒワが訪ねてくれたのですが、ベランダのこちら側にいる私の方をじっと見た(様な気がした)後、すぐさま飛び去っていったのでした。

「金の切れ目は縁の切れ目」というように、餌がなければ鳥たちも去っていくのでしょう。明日は餌を買ってこなければ・・・・・・と思っているところです。

                                        

                                                《庭には二羽ヒワがいたのですが・・・・・》

 

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清涼感あふれる

2015-06-11 21:16:12 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温12.1℃、最高気温19.1℃。

今日は野幌森林公園ふれあいコースを歩いてみた。フランスギクが道を縁取るように咲き出すと、いつものコースがお花畑に変身する。毎年楽しみにしているこの季節ならではの風景だ。人の手も多少加えられているのだけれど、私はひそかに「風のガーデン」と名付けている。これにムラサキツユクサが加わると申し分がないのだけれど、この先どうなるかは自然の采配となる。

緑の木々の上には青空が広がり、白い雲が浮かんでいた。透き通った冷たい風が吹き渡っていた。

                  

                  

                  

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野幌森林公園

2015-06-10 21:43:30 | 日記

曇り時々晴れ一時雨。最低気温12.6℃、最高気温18.4℃。

暗い雲間から日差しが戻った午後、野幌森林公園を散歩しました。青空が広がり始めると木々の緑が輝きを取り戻していました。曇りがちで不安定な天候が続いているためか、青空がことのほか清々しく見えました。相変わらず外は暖かくても部屋は寒さが残っているので、ストーブはつけたり消したりしていました。

                     

                     

                     

                     

                     

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『アンドルー・ラング世界童話集』全巻を読み終えて

2015-06-09 20:26:42 | 日記

雨時々曇り。最低気温13.0℃、最高気温17.7℃。朝から雨。気温も上がらず、ほとんどストーブをつけて過ごしていた。

以前から読み進めていた『アンドルー・ラング世界童話集』全12巻を読み終えた。監修者あとがきの最後はこう綴られている。「ラング自身はそこまで予想していたわけではないでしょうが、いろいろな地域と時代の物語をまとめておいてくれたおかげで、わたしたちは、さまざまな国・地域の文化を一挙に愉しむことができるわけです。」と。これに続けて、心に届く物語が一つでも多くあることと話の面白さを分かち合って頂けることを願っていると結ばれていた。

読み終えて振り返ると、日本とは異なる国や地域のお話をシャワーのように浴びたような気がしている。人々の暮らしぶりや価値観が物語から浮かび上がってきた。奴隷などが登場するものもあり、国の違いを感じたりもした。また、登場する王様の多くが相手の身分にかかわらず、約束したことは守るという立場をとっていたのは驚きであり、ホッとしたところだった。

一方で、一番大したこともないと思われた者が優しさで周囲を味方にし、知恵と勇気で困難を乗り切っていくというパターンが多かったことが印象に残っている。宮沢賢治の「どんぐりと山猫」の一郎の言葉が浮かんできた。どんぐりの中で誰が一番偉いかという裁判にスケットとして頼まれた一郎が山猫にこう提案する。「そんなら、かう言ひわたしたらいゝでせう。このなかでいちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなってゐないやうなのが、いちばんえらいとね。ぼくお説教できいたんです。」

一郎のこのセリフはなかなか味わい深く、核心をついていると改めて思った次第だ。

                                 

                                    《 『アンドルー・ラング世界童話集』第12巻 》

 

 

 

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オオハナウド

2015-06-08 21:21:26 | 日記

曇りのち晴れのち一時雨。最低気温10.8℃、最高気温20.1℃。

午後から野幌森林公園へ。オオハナウドが満開となっていた。丈も大きいものは150㎝を超えるものもあり、花も大振りなので、大沢口付近に立ち並んでいる姿は訪れる人を総出で出迎えているようでもある。その花を見上げたり、真横から上へと見る角度を変えると、実に様々な表情をみせてくれた。それらのどれも風情があって美しいと感じた。

                     

                     

                     

                     

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野幌森林公園

2015-06-07 21:06:44 | 日記

晴れのち曇り。最低気温7.1℃、最高気温16.6℃。

6時頃、遠くから花火の音が聞こえてきた。運動会をするという知らせだ。お日様が顔をみせている今日の天候は、各学校の校長先生や関係者の方々が判断するのにそう悩むこともなかったことと思う。

午後になっても晴れが続いていて、野幌森林公園ふれあいコースを百年記念塔経由で歩いていると、運動会の進行状況を知らせるアナウンスやリズミカルな音楽が風に乗って聞こえてきた。

百年記念塔から大沢口までのコースは一段と緑が濃さを増していた。散歩道のところどころにはえぐられたような跡が見えた。最近、大雨が降ったのだろう。森はこうした自然を受け入れながら日々の営みを続けていた。

                  

                  

                  

                  

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「虹の塔」へ

2015-06-06 20:56:57 | 日記

雨時々曇り。最低気温7.0℃、最高気温14.5℃。

この度の旅行で、最後の立ち寄り先となったのは茨城県行方市の国道354号線上にある霞ヶ浦ふれあいランドの「虹の塔」だった。塔の最上階からの展望は晴れていたこともあり、青空の下に広がる霞ヶ浦と田園風景が遠くまで見通せるものだった。また、展望室には地球環境についてのパネルが4枚ほど貼られていて、水の大切さが分かりやすく解説されていた。この輝くばかりの風景を見ながら、豊かな水の恵みがこれからも続くことを心から思った。

そしてまた、この度の合宿・・・ではなく旅行の行程を思い返しながら、この美しく夢のある名前を冠するこの塔を後にしたのだった。

                    

                          《「虹の塔」・・・・・・「道の駅たまつくり」に隣接している。》

                    

                    

                    

                    

 

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咲き始めたミヤコワスレ

2015-06-05 21:00:00 | 日記

雨時々曇り。最低気温8.4℃、最高気温12.7℃。

留守の間にミヤコワスレが咲き始めていたようです。蕾と花が混在している今の姿がまた美しいと思いながら眺めていました。雨は午前中ずーっと降り続いていました。庭に咲く一むらのミヤコワスレ。青を基調とした色目が涼しげで、見ていると心が落ち着きました。雨によく似合っていました。

            

            

            

 

 

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茨城県から北海道へ

2015-06-04 13:51:07 | 日記

晴れ。最低気温8.1℃、最高気温14.0℃。

水戸市の宿泊先から最初に向かったのは、茨城大洗水族館(アクアワールド大洗)だった。開館直後に入館した時はまばらだった人影も、幼稚園児さんたちとその保護者の方々、小学校の低学年の皆さんなどが次々と訪れ、あっという間に館内は明るく活気に満ちてきた。こういうところは子どもたちの姿がよく似合う。

このあと、新千歳空港へのフライトは19時05分発と夜まで時間があったので、道の駅を中心に休みながら茨城空港へ向かった。

こちらに来てから連日の夏日だったが、新千歳空港へ降り立った瞬間から涼しさを超えて寒さが身にしみるようだった。機内放送によると9℃とのことで、関東地方とのあまりの気温差にすっかり我に返ったのだった。「地道にコツコツ」、一歩一歩。

                      

                      

                      

                         《イルカとアシカのオーシャンライブの様子》

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足利「から水戸へ

2015-06-03 13:34:15 | 日記

雨のち曇り。最低気温12.8℃、最高気温21.7℃。

高崎市は雨だった。最初に足利市にある足利学校を目指して出発する。足利学校は日本最古の学校とのふれこみがあり、国指定史跡とのことだ。創建の時期については 諸説あるようだが、室町時代に上杉憲実が書籍を寄進し、今でいう学長を置いて学校を再校した頃からが歴史にその跡を記すことになる。足利学校の名はフランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に知らしめられたとも伝えられている。若者が高い教養と素養を身につけるための学問の府としての学校が、戦が絶えない時代にも存在したということが心に残った。「知は力なり」であり、人を創ることが戦乱を生きぬく大きな力となることを見抜いていたのだろう。

この後、「あしかがフラワーパーク」を訪ねた。この公園を再生させたという方が以前テレビで取り上げられていた。背景に物語があるとより心惹かれるもので、今は咲き終えた藤棚の下を歩くのも楽しかった。

雨は降ったりやんだりを繰り返していたが、本日の宿泊先の水戸へ着くと雨はすっかり上がっていた。まだ、多少元気が残っていたので、「弘道館」へ出かけた。閉館間際に滑り込み、館の中の一部と庭を一巡りした。お殿様によって創立された藩の学校ということで、当時の藩主や武士達の博学さや精神性をわずかの時間ではあったが、垣間見ることができた。封建時代にあっては、藩主が知恵者であり、人としての道を重んじる人格者であることは民にとって限られた範囲ではあっても心安らかなことだっただろう。

                            

                                     《史跡 足利学校跡》

                            

                           

                           

                           

                                   《あしかがフラワーパーク》

                           

                           

                           

                                      《旧弘道館》

                                                           

 

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富岡製紙場から軽井沢へ

2015-06-02 19:33:26 | 日記

晴れ。最低気温14.2℃、最高気温24.5℃。

朝から気温が高くなる気配でしたが、案の定、富岡製紙場に着いた9時半頃には日差しが真夏並みに思えるほどでした。ところが、見学を許された東繭倉庫や繰糸場は、ひんやりと涼しく感じられました。

資料によると、官営工場として始められた後、民間企業へ払い下げられたものの、115年間にわたって操業が続けられたということです。そのことも凄いことだと思うのですが、操業が停止した後も修復作業が続けられたということに驚きと尊敬の念を抱かずにいられませんでした。日本人として、少し鼻が高いかなと思うところでしょうか。

平日なのにも関わらず、修学旅行の生徒さんをはじめ、次々と多くの方が訪れていて、世界遺産登録の威力のようなものを感じました。

ほぼ1時間ほど敷地内を見学し、この地を後にしました。

そして、初めて、軽井沢へ向かいました。予想通りのおしゃれな街並みを歩き、少し奥まったところに見つけた隠れ家的なお店「KiKi」でランチタイムを過ごしました。これも良い思い出になりそうです。お店のオーナーご夫婦とのおしゃべりも楽しいものでした。

再び、富岡方面へ向かい「こんにゃくパーク」を訪ねたのですが、こちらもバイキングのサービスが大人気で、こんにゃくのラーメン、焼きそば、マンゴーゼリーやオレンジゼリーなどなど美味しく試食させて頂きました。こんにゃくは健康ブームの中、間違いなく注目したい食品の一つでしょう。

本日もまた気ままな旅のひとこまです。

 

                         

                           b  《旧富岡製紙場 エントランス付近》

                         

                                  《軽井沢の街並み》

                         

                                《奥まったところにあったレストラン》

                         

                             《サンドイッチ&コーヒーのランチ》

                         

                                   《こんにゃくパーク》

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日光から富弘美術館まで

2015-06-01 20:57:42 | 日記

晴れ。最低気温7.7℃、最高気温23.6℃。(江別)

宇都宮市から日光へ。日光東照宮までの日光街道は見事な杉並木が延々と続いた。これだけでも見ごたえがあった。日光東照宮から第二いろは坂を通り華厳の滝(97メートル、毎秒1.5トンの水量)、中禅寺湖を見た後、第一いろは坂を通って、足尾銅山跡を訪ねる。歴史博物館となっていて、トロッコで鉱山入口まで。そこから、徒歩で構内を見学する。工夫が作業をしている姿が等身大で配されていて、臨場感にあふれ、当時の作業の過酷さが偲ばれた。

次に訪れたのは神戸の草木湖を望む星野富弘美美術館で、氏の詩画集を読み進めるといつしか心が落ち着いてくるようだった。館内はどこも野の風がそよいでいるようで、喫茶コーナーもまた草木湖を望みながらのくつろぎの空間となっていた。家人とゆずアイスを頂いたが、これがとてもおいしかった。去りがたい思いを残しつつ午後4時ころ、宿泊先の前橋へ向かった。

                        

                        

                        

                        

                        

                                   《華厳の滝》

                        

                         《すいとん 山盛りの具だくさんでおいしかったです。》

                        

                           《このお店ですいとんを頂きました。》

                        

                                    《中禅寺湖》

                        

                              《足尾銅山坑道入口》

                        

                           《鋳銭座=銅(あかがね)資料館》

                        

                             《星野富弘美術館エントランス 外側》

                        

                            《星野富弘美術館エントランス 内側》

                            

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