12月になれば、キリスト教の信者でなくとも、クリスマスのお祝いをする人は多い。
保育園では、キリストの誕生の劇が催されたし、ジングルベルの歌が街角に流れ、
クリスマスケーキを家族や知人たちと、楽しむ人も多い。
クリスマスコンサートなるイベントも全国的に開催されている。
生活の一部ともなっているのに、反キリスト思想もある。
筆者は、徳川時代の存在を、指摘する。
為政者の言動、施策、思考は、末端へ沁みこんでいく。
徳川時代の、落としたものは、深く、根強く浸透しているのを、感じる。
日本人にとって、いや、日本人、および日本に関わった人をも含めて、多大な
影響が歴史のなかに、潜んでいる。
*戦前の教育の恐ろしさとその犠牲となった国民の悲劇。
*教育を押し付けた為政者たちの無知と責任。
フロイスの見た戦国日本
川崎桃太
中公文庫