つまり楽譜にかじりつかない。
これは、必須と思って欲しい。
一人で楽しむ場合はともかく、人前で演奏するのであれば、楽譜にかじりついていてはいけません。
たとえ、上手であっても、見ている者には、それだけで、下手のように思えてしまいます。
指導者によっては、「暗譜することが演奏のスタート地点」とも言っています。
楽譜をみるのは、最小限におさえる。
見るとしても、目を落とす程度で首をさげない。
つまり暗譜は、基本と考えてください。
暗譜によって、指揮をよく見ることができますし、指揮者をみることで、当然、演奏が指揮者の指示を
きちんと受け止めることになるからです。
暗譜の方法としては、何回、何十回と聞く。
手帳などに歌詞を書いて、歌詞カードをみながら、歌ってみる。
曲に合わせて覚えていくのが一番です。
方法として、
一度楽譜を見ながら歌う。
次に楽譜をふせるなどして歌う。
歌えないところがあったら、その歌詞などを確認して、もう一度歌ってみる。
という方法を指導していただいたことがありました。