体調管理は、必須事項です。
声を出すことで、演奏に関わるわけで、毎日毎日、状態をチェックし、本番にそなえます。
声に良い物、声に悪影響を与えると言われている物、あるいは事って、結構あります。
但し、すべてが本当に良くないとか、絶対禁止事項なのか、は一概に言えなさそうです。
◆一般的に良くないとされていること。
酔ってのカラオケ。
辛い食べ物。
睡眠不足。
きつい冷暖房。
酒をたしなむ程度なら、対して影響はないかもしれません。
酔った状態でがんがんカラオケというときは、喉がうっ血していることが多く、
喉を傷める要因になるそう。
冷暖房は、乾燥するのが、いけないようです。
乾燥は、大敵、練習中には水分を補給しながらという人も多いです。
本番が近付くと、ソリストや、乾燥しやすい環境にある人は、マスクをしたり、飴を口に含んだりしている人が目立ってきます。
◆具体的に言われている飲食関連。
牛乳、柑橘系果物、コーヒー、チョコレート、肉の食べ過ぎ、ウーロン茶、等々。
牛乳、かんきつ類、ウーロン茶ともに、喉への油分への影響が考えられます。
牛乳は脂分が喉に膜を作るそうです。
逆に、ウーロン茶は脂分を取ってしまうとか。
喉の水分、脂分はほどほどにあるほうが良さそうです。
肉を少しは食べないと、体力が持たないという人もいます。
ダメといわれると、絶対いけないと絶ってしまう人もいますが、ほどほどに、取り入れることも必要な人もいるようです。
体調管理は、結構厳しいものです。
睡眠時のマスク、部屋の加湿器、風邪気味になったら、すぐ薬を服用するなどを実践しているという人も。
プロポリス原液、ヴォイスのど飴を利用している人も最近増えてきたようです。
何か月と積み重ねた練習、一晩で、崩れることのある、喉の調子。
これから、乾燥期になります。
より、体調管理に一喜一憂の季節でもあります。
以前、プロのソリストが2度ほど、アマチュアの練習に、参加してくれたことがあります。
1週間後の本番、ソリストは、体調を崩してしまい、独唱と、合唱への参加の予定だったのを独唱をカットしました。
合唱で、ご一緒しましたが、のびのある美しい声は聞けませんでした。
定演にお越しのお客様からは、痛烈な感想もあって、関係者にも、辛い結果となってしまったことがありました。
歌の練習は、当たり前のことです。
しかしながら、地味な体調管理も、演奏する者にとっては、重大事です。
気をつけていても、万全にならないこともある、体調。
10年以上合唱経験をしてきましたが、今でも、難しい課題です。