ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

魚偏

2013-11-15 11:13:21 | 日記

寿司屋にいくと、魚偏の字をあしらった大ぶりの湯呑茶碗が出てくる。

読めない字、読める字、すしネタと思わせる様々な魚。

ひらがなもそうだが、漢字は、装飾にもなる。

書道が美術として成り立っているのも、わかる。

思えば、様々な国の文字も様々あって、文章になっているのも、サインでも、様々な表情があって美しい。

 

魚偏という文字について、考えたことは、無かったように思う。

なんとなく読んでいた文字が、様々な経緯、思惑、中国から入った漢字を、日本での読み方に合わせて、考えられた

文字の背景などに触れて、何やら、愛おしくも感じる。

 

日本式造字法というのを知った。

漢字は、現在およそ6千字。魚偏の漢字は、406字だそうな。

思えば、先人の業績に驚嘆する。

その労に感謝したい。

 

魚偏漢字の話

加納喜光

中公文庫