ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

属調と近親調

2014-02-04 09:49:11 | 合唱

「属調」とうのがあります。

Wikipedia によると

属調(ぞくちょう、dominant key) - 元になる調の完全5度上の調(主音が完全5度高い)で、元になる調が長調ならば長調、短調ならば短調。調号は♯が一つ増えるか♭が一つ減る。V (5) 度調とも言う。下記の五度圏の図で、時計回りに隣の調である。

 

これは近親調のなかの一つなのだそうです。

こちらに表による解説があります。

   ↓

http://www.yulala.org/theory/near_key.htm

 

C minor の属調は、  G minor
 ハ短調            ト短調

C minor の下属調は、F minor
 ハ短調           へ短調

ということのようです。

 

円グラフで解説してくれているのは

こちら ↓

http://www.ncnmusic.com/gakuten14.htm#0105

 

近しい関係なので「近親調」とついているようです。

つまり、決定づける音を、どこかのパートが担っているわけです。

担っているパートは、その音をずらしてしまうと、曲のイメージがかわってしまったり、短調のように聞こえたりする

いわゆるキーになっているので、特に、不用意に出さないようにと、指導されることになります。

 

一つひとつの音符に掛っている、作曲者の意図。

それは曲の全体に影響するものです。

 

音取りの段階から、意識してみましょう。

 

図 S/ラフマニノフ 「晩祷」ALL NIGHT VIGIL Op.37 7番より