ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

一人ひとりの波

2014-02-19 10:43:50 | 合唱

練習録音を聴いていて、以前の録音のほうが良かったりすることがあります。

 

なぜなのか。考えてみました。

 

過去の練習では、楽譜をみながらでした。

 

最近の録音は、暗譜を試みていました。

 

暗譜が不十分だと、声も乗っていない。

 

他のパートを聴いていて、他パートが落ちたり、一部、間違ったりすると、余波を受ける。

一度で身に着くこと。何度か反復練習してようやく身につくこととがあります。

 

うろ覚えの状態だと、間違いがより多くなっていきます。

うろ覚えが多いと、あちらこちらで、ほころびが出ることになる。

全体的には、以前より下手になったという後退現象になります。

 

自分ひとりくらいという考えの人が一人でもいると、海水が、わずかな風を受けて波がたっていくように、合唱のあらぬ波が全体に及ぶことにもなりかねません。

 

ご自分の練習はご本人のためだけのものではありません。

 

団員、すべての人が、如何に、どれだけ一つになれるかに懸かっていることを認識しましょう。