合奏・合唱では、ソリスト以外は、マーペースはできません。
たとえ、どれだけ、音がしっかり取れてても、どれだけ、リズムに乗っていても、独奏は独走、になります。
合奏、合唱では、揃えることが絶対です。
だいぶ以前のこと、テレビの情報で、某中学校(某高校だったかも)の生徒が、学内コンクールに、ある生徒を参加させなかったということがあったそうです。
その生徒は、他の人とは、違うものを持っていたそうで、担任の先生から、「降りるように」と言われたとかの問題が浮上して、「学校での参加をさせないのは、おかしい」との声があったようです。
アマチュアで、社会人合唱団でも、合唱に、なじまない人、個性が強いからと、排除させられることは、多分ないと、思います。
しかし、合唱の一員として参加するので、あれば、なじむ努力は、したほうがいいでしょう。
混ざる声を、意識して欲しいと、思います。
ソリ歌手が、合唱に入るときも、合唱に合わせているはずです。
アマチュアのなかでのソリストは、それなりに、目立ったりします。
それは、水と油のようななじまないものではなく、さりげない違いとして、違和感のない、その中でのあふれてしまう個性です。
混ざらないから、そのままでいいのではなく、混ざっているようで、違いがきらっと、輝いてしまうというのは、歓迎される個性です。
集団のなかでは、集団に合わせることは基本になります。
個性は個性、それはいいことです。
しかしながら、個性が「アク」にならないように、ご自分の声のかじ取りをお勧めします。
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