毎週1回の練習を、いつものことと勘違いしてしまうことがあります。
5週まである月にその団は、月4回まで練習と決めていることがあります。
会場の都合で、あるいは、指導者の都合で、あるいは、自然災害で、練習が取りやめになることもあります。
たいていの団では、連絡網を持っていて、緊急の連絡や、日常の連絡に連絡網を使っているでしょう。
以前は、もっぱら、電話連絡でした。
急な、連絡が必要な時、重宝している連絡網ですが、タイムラグ、メールチェックが遅れる。
あるいは、メールの到着が極端に遅くなったということも、以前はよくありました。
電子メールを一瞬でお隣の机の主に送ってくれると、今でも信じている人がいます。
「隣の席だから、すぐ着くでしょ」と信じている人が時折います。
以前に比べたら、結構速くつくことが多いようにも思います。
しかしながら、電子メールといっても、地球上すべてに瞬時につくわけではありません。
最近は、様々な情報が少し前に比べたら、3倍いえ10倍、いやもっとかも、とにかく瞬きひとつの時間以上にかかるのは確かです。
通常の連絡を「緊急連絡」という位置づけで無く利用していると、緊急時という意識が定着していないことがあります。
しかしながら、通常の練習に緊急の連絡が起きる可能性は、時に発生することがあるので、要注意です。
電子メールのは、「件名」を書くというのが、ルールにあります。
しかしながら、電子メールが普及して便利になってくると、こうしたルールがいきわたらないことが多いようです。
便利なものの、隠れた負の部分。
これはなかなか、曲者で、流れが先走って手に負えない状況になっているように感じています。
手軽な自転車のように、使い方をちょっと知れば使える電子メールですが、暗黙のルールは、無視されがち。
あなたの所属している団が、もし電子メールだけを、日常の連絡や緊急連絡に使っているならば、まめにチェックすることをお勧めしましょう。
3.11の時は、緊急連絡網に登録されていない人が何人かいて、パートリーダーが、安否の連絡収集に半日以上かかったと聞きました。
緊急連絡網を作ろうと、その後、団員の中で動きが出たことがありました。
今回、45年ぶりの大雪が首都圏でありました。
練習や演奏会、何かのイベントが中止や延期になったかもしれません。
そんな中で緊急連絡網が活用されたことでしょう。
ちょっとした使い方で、便利が100%にならないことを利用者が知って欲しいと思いました。