GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

地獄の季節in難波メレ

2019年02月23日 | 地獄の季節
京都でひと仕事を終え、新快速に飛び乗り、大阪へ。地獄の季節の難波メレライブに行って来ました。

関西での地獄の季節ライブは、実に7ヶ月ぶり。ベースが竜兵さんからマッチョさん(ex.DEMONS)に代わってからはじめてのライブでもある。

さてさて、しばらく見ないうちにどんな音に、バンドになってるのやらと思っていたら。

もうね、ゾクゾクするくらい、「地獄の季節」やった。

マッチョさんの安定感、安心感、馴染み具合を映画に例えるなら、エクスペンダブルズ3でジェット・リーが抜けたのと入れ替わりに加入したウェズリー・スナイプというか。

80年代のプロ野球に例えるなら、バークレオが抜けた穴をそれ以上の活躍で埋めたデストラーデというか。

プロレスに例えるなら、AJスタイルズが抜けた寂寞感を、すかさず塗り替えたケニー・オメガというか。

土曜の夜8時的に例えるなら、荒井注と志村けんというか。

実力に理念が加わると、こんなにもブレないものなんだな。

そして、ブレないロックンロールはこんなにも心に刺さるのだ。

…終電の時間が来たので、途中で帰らざるを得なかったのが残念だったけど。

ミズカミさんにぜひとも報告したかった近況があったんだけど…。またの機会に取っておこう。

幸いな事に、明日も京都で地獄の季節ライブがあるんよ。しかも音まかすで、ナオミ&チャイナタウンズ。仕事を早く終わらせ駆けつけてリベンジだー。

--

追伸、ひとつ前のバンドでサポートギターを弾いてたアイちゃんも、さすがのたたずまい、素敵やった(^o^)



地獄の季節ワンマン in FANDANGO

2018年07月22日 | 地獄の季節
十三FANDANGOにて、地獄の季節ワンマン。

一曲ごとがスゲーのはいつもの事。今回は特にイベントの隅々まで、お客さんを楽しませるための工夫と趣向が凝らされ、それでいてお客さんに媚びることない職人気質も見え隠れ。

そんな二律背反が何食わぬ顔で同居するステージ。それまるで真夏の酷暑に頭皮に刷り込まれたミントシャンプーのような、思わず顔がほころんでしまう強烈な爽快感。←もっと良い例えはないものか

バンドのひとつの節目ということもあり、時々感傷的な場面もあったけど、さらけ出してこそのロックンロール。グッと来ました。

あらためて、すごいバンドに出会えた縁と奇跡に感謝。

オープニングアクトのナオミ&チャイナタウンズも、ガッツリ見たのははじめてだったけど、大変素晴らしゅうございました。アコースティック編成ゆえに爆音に紛れることなく鮮明に聴こえた一音一音が、とても心地良くて。

とくに地獄の季節の『インセイン』のカバーは、ナオチャイ色により全く別の曲のように聴こえた。以前スリルラウンジが同曲をカバーした時は、オリジナルへの寄せっぷりにリスペクトと愛が感じられて嬉しかったけど、また違った幸せな空気感。

9月のナオチャイと横道坊主の2マンが俄然楽しみになって来た!(^o^)

ほんと、楽しいだけじゃなくて、細部のこだわりのすごさに、感銘して勉強になった実のあるイベントだった。

次回地獄の季節を関西で見る事が出来るのは、年末か、はたまた来年か。しばらく会えないのは寂しいけど、また新たな一面を提げて帰って来るはず。

気長に、楽しみに待ってます(^o^)



地獄の季節 in 音まかす

2018年01月21日 | 地獄の季節
姫路出張から、片道2時間の列車旅を経て、京都駅に差し掛かったあたり。

ふと時計を見ると、20時丁度くらい。あれ、これは間に合うんじゃないか?

京都駅で途中下車して、地下鉄で四条駅まで行き、四条通りの地下道を東に徒歩10分くらい、地上に上がり河原町通を北上する事5分くらい、少し汗ばみながらライブハウス音まかすに到着。

地獄の季節の出番に間に合ったー(^o^)

(SUIRENも3曲だけ聴けたよ)

今夜改めて思ったのは、音まかすと地獄の季節の相性の良さ。

うまくいえないけど、昨夜のFANDANGOが「分かってる」感あふれるカッコいいセッティングや演出だとするなら、音まかすのそれは「リスペクト」や「思い」が感じられるような気持ち良さ。

新曲の『scab』を聴くのは2度目だったけど、その相性の良さ故か、前回よりも低音のエッジがすごくて、終始身震いするばかり。たまらんね。

ミズカミさんがMCで「今年は勝負する(大意)」的な発言をしてたけど、それが冗談に聞こえないくらい、今この4人からは、追いかけがいのある「何かやってくれそう」なヒカリが放射されまくっていて、バシバシと俺の顔を叩くのです。

見届けるぜ。



地獄の季節ワンマンin渋谷La.mama

2017年12月30日 | 地獄の季節
2017.12.29 金曜日

地獄の季節の渋谷La.mamaワンマンの全曲レビュー!

個人的な視点と感性が色濃く反映されています。偉そうに聞こえたり、的外れな事を書いていたらごめんなさい。

1.一緒に行こう君となら
現メンバーのセトリ1曲目として完全に定着。たまに地方の1曲目で『ファントム』とかやられたら新鮮に思ってしまうもん。やはり地獄の始まりは、カミグチさんのドラムソロからがよく似合う。

2.GOD SPEED
この曲も序盤が似合う曲。でも、ZINさん在籍時から定着してるので、『一緒に行こう~』とは少し違う似合い方。あの頃とアレンジは違うけど、低いベース音がガンガンとたまらない。

3.Hear Here
これまたカミグチさんのドラムソロがたまらない曲。リズム隊の緩急とアップダウンに足をすくわれた所を、ギターとベースの疾走感にさらわれて、もうどうにでもしてってなる。

4.ミドリ
今夜の『ミドリ』は、PAさんのセッティングの妙か、激しさと静かさのコントラストがよりあざやかに感じられて、引き込まれた。

5.Dragon Fly
初見の頃は、アイちゃんギター時のイントロの方が好きだったけど、ヒロミチさんの工夫の賜物か、慣れなのか、回を重ねるごとにしっくり来るようになって、今や現地獄の季節の中で五本の指に入る好きな曲。

6.scab
NEWTシャツ購入特典CDに入っている新曲。このバンドが作り出す新曲は、このところハズレが皆無。個人的な趣味嗜好との相性が確変に突入しているのだと思う。

7.アイソレーション
なんだろう、ミズカミさんの英語詩の歌は、ネイティブな発音というわけでもないのに(失礼)、うまく言えないけどロックンロール的にすごく腑に落ちて、耳と心に心地良く響く。

8.らちゅら
イントロの歌詞を、満員の場内が大合唱。ワンフレーズだったけど、その瞬間に、このワンマンの意義と意味がギュッと詰め込まれていたように感じて、素敵な気持ちになった。

9.シロップ
ゲストにUEDANDの植田さんを迎えての『シロップ』。明らかに音が1つ多いのに、なんだろうこの違和感のなさ。いわゆる植田さんの地獄愛とギター愛のなせる技なんだろうなあ。

10.スイートメモリーズ
ヒロミチさんギターと非常に相性が良い曲。歌とギターだけでなく、ドラムとベースも透明感のある音に感じられる不思議。激しいだけじゃないのが地獄の季節のロックンロール。

11.ギヴ・ザ・ワード
このメンバーのアレンジでは先日の広島に続いて2度目の披露。壮大で幻想的なイメージから、重低音とエッジが同居するアーミーナイフのようなザクザクえぐって来る曲へ。キッレキレ。大好き。

12.マリーゴールド
イントロを含め、低くうめくようなベースの音の生々しさにゾクゾクする。個人的には、過去も現在も含めて地獄の季節らしさが一番感じられる曲のひとつ。

13.メイビー・トゥモロー
冬の間に聴きたかった曲。念願がかなった。アウトロのドラムの疾走感が最高で口ポカーンてなって思わずヨダレが出そうになる。

14.シリウス
過去に比べ大きなアレンジはないものの、ヒロミチさんらしさがしっかり加味されている。素人耳だけど、春に聴いた時からすごく音に厚みが増しているような気がした。

15.ヒカリ
これも広島に続いて2度目に聴く曲。あのシンセっぽいサイバーな雰囲気を、よくもまあここまで再現したなあと。もちろんアレンジする所はしっかり振り切って変えていて、それぞれ大成功。すごい。

16.インセイン
ZINさん、道郎さん、アイちゃん、そしてヒロミチさんと、どのギタリストの時それぞれの持ち味が色濃く出ていて、それでいて、すごく安心して聴ける曲。懐の深いってのはこういう曲の事を言うんじゃないかなあ。

17.マリオノフカ
他の新譜曲に比べ、今年一番耳にした曲。理屈抜きに好きだなあ。あえてかどうか、イントロのベースの間隔が、シンプルなようで毎回少しずつ違うので、曲の不穏さが際立っているような気がしてる。

18.ファントム
ただでさえ盛り上がれる曲なのに、4人のテンションの高さと、ミズカミさんの「軽妙なMC(自称)」につられて、さらにLa.mamaを埋め尽くした満員のお客さんとの相互作用で、すごい事に。ライブの醍醐味。

19.アサルト/バスター
ファントムからのテンションがさらに跳ね上がる。場内を見渡すと、踊るだけでなく、みんな笑顔。素敵な光景。男としては、サビで握り拳を突き上げやすいこの曲が嬉しくありがたい。

20.folk song
ゴリゴリハードなロックンロール!…ではなく、どこか優しい曲だけど、不思議とセトリの締めにこの上なくしっくり来る。この振り幅の広さを楽しむのも、地獄の季節ライブならではの楽しさ。

アンコール1
グロリア
リクエストし続ける事2年、ようやく聴けた!過去に聴けた回数こそ少ないけれど、個人的に思い入れがすごく強い曲。ただただ嬉しい。

アンコール2
singalong
新譜曲の中で、個人的に一番好きな曲。ボーカルの、ギターの、ベースの、ドラムの、それぞれこちらの1番見たいシーンが詰め込まれていて、未見の人にこのバンドを紹介する機会があるなら、ぜひこの曲を最初に聴かせたい。

アンコール3(ラスト)
TZR
説明不要。ラストの客席に向かって「地獄の季節はお前らだー!」という、えてしてありがちなワードによる叫びが、こんなにも新鮮に聞こえ、この場に相応しいと思えるなんて。素敵なライブは言葉の力さえ塗り替える。

以上23曲。上記、かなり個人的な視点が介在しているので、一部偉そうだったり、勘違いしてそうな部分が散見しているかと思います。ご容赦ください。

最後に、あの素晴らしい空間を共有させていただいた全ての皆様に、感謝です。



地獄の季節 in 広島スパイダー

2017年12月11日 | 地獄の季節
地獄の季節ライブ、in 広島スパイダー。

なんでわざわざ広島くんだりまで出向いたかというと…。

・年末ワンマン前の最後のライブなので、試し斬り的に新しい曲が聴けるのではと予想。
・2マンなのでたっぷり聴ける。
・まだ馴染みの薄い地域での地獄の季節ライブは、アウェー感の反動で大体すごい事になる。
・カープファンだし広島大好きだし。
・お好み焼き食べたかったし。

予想は概ね的中。新曲はなかったけど、ZINさんが脱退してからは一度もやらなかった○○○○○○を、全く新しいアレンジで聴けて、しかもすげえカッコ良くて、大満足。○○○のアレンジもハマってたなあ。

スパイダーはライブハウスでなくライブBARなので、今夜はテーブル&イス完備。地獄の季節を初見の方も多く、皆座りながら鑑賞していたけど、ライブ終盤にはほぼ立ち上がって、いつもの光景に。

相変わらずの初見殺しな求心力。年末渋谷ワンマンがますます楽しみになって待ちきれない!

そんな俺の逸る気持ちに、終演後ミズカミさんが告げたひとこと。

「トランキーロ…。あっせんなよ!」

…広島出身のプロレスラー内藤哲也(カープファン)のモノマネ。全くミズカミさんは「制御不能」である。