GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

ナオチャイCODED音まかす

2019年10月27日 | POP & ROCK
昨夜は、音まかすへ。



CODEDから飛び込んで来る音は、普通に聴いても楽しいけれど、意を決して隙間に頭を突っ込むと、深さと濃さに頭クラクラ。その隙を見計った、攻めのロックにバシバシはたかれ、意識がふわふわ、吸い込まれて行く快感に声が出そうになる。

一見グチャグチャな爆音なのに、耳に入ってくる時は、音のひとつひとつが明確で心地良くて、音ってのは大きい小さいだけじゃないんだなと。創りこまれた音の味わいと、体をビリビリ震わせる爆音の競演。

隣で一緒に見てたファン仲間が「風神雷神みたい」とツイートしていたのが言い得て妙。

病みつくよ、そりゃ。

そして、ナオミ&チャイナタウンズ。

発売されたてホヤホヤの新譜から12曲、収録順通りに全曲プレイ。ああ、この感覚、予習内容がまんまテストに
出て来た時の「よっしゃ」感に似てる。笑

初めて最前被り付きで味わったナオチャイは、4人のうち誰に目をやっても、一挙手一投足から発散される華から目が離せなくなった。

特にバリンさんのギター捌き。好きな音は、耳からだけでなく、視覚とシンクロさせると10倍たまらんくなるのだ。

まだ出会えて間もないし、不慣れな分、ノるタイミングにぎこちなさを省みる事もしばし。でも、今後の楽しさの伸びしろと思えば、むしろワクワク。

新たな出逢いに感謝。今後ともよろしくお願いします。

Three & Only in磔磔

2019年09月24日 | POP & ROCK

吉森さん、ピアノやのに、座ってるはずなのに、フワフワ踊ってるように見えて、多分イスをサッと引いても、フワフワしてるんちゃうかな。そこから繰り出されるピアノ拳の前では、“変幻自在”という言葉が自らを恥じて、辞書に掲載されるのを辞退するに違いない。

湊さん、氷入れた生ビール片手に、タバコ吸いながらステージをフラフラしてるだけなのに、ドラムから音が聞こえて来るのは、もちろん錯覚なんだけど、わかってるんだけど、わかってるんだけど、わかってるんだけど、ああ、わかってるんだけど、わか、わか、わかってるんだけど、ああああ。

そんな2人に挟まれて正気を保てるのは、世界中、いや宇宙中、いや、パラレルワールドの平行次元も含めて、この世界の夢野カブさんただ1人に違いない。

新曲の『隕石心中』、大好きです。



ROCA'66とサヨナラナイフ

2019年09月08日 | POP & ROCK
久々の夜想。

お目当はROCA'66。

リーダーは、ばるぼら、地獄の季節など、レジェンド級のバンドで活躍して来た片山道郎さん。

今夜も、けして広くない夜想のステージを縦横無尽にクルクルクルクル、ぶつかり、跳ねて、まるで転がる石のよう。

そんなまるでブレーキのないローリングストーンを、最小限の動きで、すんでの所でかわすメンバー達は、まるでカポエイラの達人のようだった笑。

そんなムーブも、奏でる音も、紡がれる歌も、剥き出しの道郎さんが感じられて、嬉しくなって、心地良くって、ずっと浸っていたくなった。

心待ちにしていた音源とTシャツもゲットできてご満悦。

道郎さん、ありがとうございました。

そして、もうひとつのお目当は、ROCAの前に登場したサヨナラナイフ。

元脱兎のタイチさん、ハーシーズのギターボーカルアイちゃん達の3ピースバンド。

こちらもROCAに負けず劣らずの、タイチワールドが独特過ぎてクセになる。

その余韻は、なぜか70~80年代頃の本宮ひろ志漫画の読後感に似ている。『万年雪の降る家』とか『さわやか万太郎』のあたり。タイチさんが万太郎なら、アイちゃんは寅ホタル。伝わるかな、伝わらねーだろうな。

京都の心をすくい取り、長時間かけてフィルターで濾し取り、ドロドロの所だけを乗せたようなロック。あちらがROCAなら、こちらは濾過か(うまくない)。特に夜想のステージから繰り出されるる『KYOTO CALLING』は、見たことがないはずの風景に、既視感という矛盾。とまどう感受性が、嬉しそうに悲鳴をあげた。

このバンドでしか、この場所でしか味わえない感覚を、ROCA'66とサヨナラナイフ、ダブルで堪能できた夜。

お会いできた皆様に感謝。



高槻LOVEフェス2019

2019年05月20日 | POP & ROCK
高槻LOVEフェス2019。

朝イチ名古屋で所用があったため、到着したのは下島右己さん回の途中あたり。

高槻駅から歩く事15分。会場の安満遺跡公園の入り口が見える前に、すでに轟く己(おのれ)節にニヤニヤが止まらない。

漢(おとこ)くささの権化みたいな下島さんなれど、恐らくフェス目当てでない家族づれの、子供が楽しそうに踊ったり、お年寄りがニコニコしながら手拍子する姿に、良き歌は世代を超えるのだなー、と痛感。

ナオミ&チャイナタウンズは、バラードはもちろん、ロックな曲の大胆なアコースティックアレンジや、セカンドアルバムに収録されつつ、中々ライブでやる機会のなかったレア曲などを演奏。

タイガさんのソロやアコースティック編成時の定番となりつつある『インセイン』(地獄の季節カバー)も、聴くごとに染みる度合いが増してる気がした。

バリンさんのギターは、弾いている時の間(ま)が絶妙で好きだなー。※音楽素人目線の感想です

MMS。歌、演奏、MC、どこからでも誰からでも切り込める全方位ロックバンドは、アコースティックでも存在感抜群。

というか、下島さん、ナオチャイ、MMSの3バンドは、音楽性やジャンルを世間一般に向けに、乱暴に区分けしたなら、多分同じカテゴリに括られると思うんですね。

そんな3バンドが連続で登場したんだから、若干ワンパターンな空気になっても止むなしに思えるんだけど、もうね、見事に既視感ゼロ、あなた方は個性&オリジナリティの権化かよ、と呻かざるを得なかったというか。過剰な人間力の前では、区分けやジャンルは無力だ。

そして、その人間力、ひいては音楽力のの象徴と言っても過言ではない三宅伸治さんが登場。

前日に横道坊主ワンマンに出演、セッションした時は、三宅ファン、ロックファン(あと橋本潤さんファン)が喜びそうな、いわゆる環状線の内側的な選曲だった。

ところがこの日は、フェス目当てでない一般客や家族連れが半分以上を占めていたからか、「少し昔に放映された、宮沢りえ出演のポカリスエットのCMのタイアップ曲」(三宅さん談)など、環状線の外側を意識したチョイス。

特にラスト2曲。もう曲名出しちゃうけど、『Day Dream Believer』と『雨上がりの夜空に』のイントロが鳴った瞬間、ファンも、通りがかりも、公園中の人々の頭の上に「!」が1人100個ずつ飛び出したのを、俺は確かに見たのです。

いやあ、高槻LOVEフェス、来てよかったなあ!

…そんな大満足を胸に、この辺りで、十三FANDANGOに移動する事にしたわけですが。その顛末は、少し前の投稿をご参照ください。

その選択に悔いはないけど、最後のセッションで、あの曲をみんなでやったと聞いた時は、ちょっと胸がザワザワ。

ユメノスキマが何度もカバーしてたあの曲。聴きたかったぜ。

最後に、出演者の皆様と、下中さんをはじめとしたスタッフの皆様に、心からのリスペクトを。来年も絶対来なければ。



MMSワンマンin音まかす

2019年04月23日 | POP & ROCK
百貨店での仕事を終え、遅刻する事30分…。でも開始が15分遅れてたらしく、聴けなかったの3曲だけ!

よしとしよう (^o^)

そんな、MMSの音まかすワンマン。

楽しかったー。好きな曲はひと通り聴けて大満足。まだ覚えてない曲もたくさんあったけど、体が自然に右に左に。今回買った新譜、次回までに聴き込まねば。

知らない方向けに…。MMS R&R ENGINEERINGは林田正樹、吉田眞一、近藤誠司(敬称略)の3ピースバンド。全国のライブハウスから、アメリカのフェス、日比谷野外音楽堂まで、全てバイクで乗り付けロックする。ベース&ボーカルの林田さんは、漫画『クローズ』に登場するリンダマンのモデルでもある。

もしあなたが明日「ロックとはなんぞや?」と誰かに質問されたら、取り敢えず「MMSを聴け」と言っとけば間違いなし!

そんなバンドのワンマンを京都で聴ける日が来るとはねー。感謝です (^o^)

…あ、正樹さんと写真撮るの忘れた(p_-)