GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

ユメノツヅキwithシイナ in 神戸Starting Over

2019年04月20日 | POP & ROCK
昨夜。

神戸三宮にて、ユメノツヅキ(夢野カブ&鈴木純也)ライブ。

現在職場が仮社屋に移転中、京都駅から遠くなったので、三宮までは片道2時間弱かかるんだけど、今年に入ってから体調不良が重なりカブさんライブに行けてなかったため、なんとしてでも駆けつけたかった。

調べたら、なんと昨年10月パーカーハウスロール以来の再会だった。ちょうど半年か。

体調不良の原因、これ(好きな音楽不足)だったんじゃねーか?笑

純也さんは、3月のOHIO101ワンマンを見てたけど、ユメノツヅキとしては昨年8月の高知&徳島以来。

というわけで、北斗の拳第1話の水を求めて彷徨うケンシロウのごとく、音の渇きにフラフラしながらたどり着いたバーStarting Over。

お馴染み『奴らがやって来ても』のイントロが鳴った瞬間、久々に脳内麻薬がジュワッ。これこれこの音。会いたかったよー。

今宵のお二人の音は、以前にも増してかたまり感がすごかった。前回までは、カブさん純也さんそれぞれの音が素晴らしく、それぞれの見所に目が行ったり来たり、それが楽しかったのだけど…。ステージに現出したのはロックンロールという名のかたまり。

回を重ねお二人の音の邂逅が進んだのもあるかもしれないけれど、素人の勝手な想像によると、今回主催の長谷川さんの裏方っぷりが功を奏したんじゃないかと思ってる。それくらい音の鳴り方が素晴らしかったもの。

その分マネージャー業はおざなりになっていたようだけど笑(なんでもないです)

ユメノツヅキで音源を出すというサプライズ発表もあり、新曲?(暴風雨だっけ)も聴けて嬉しかった (^o^)

それから、OAのシイナ。我が年齢を半分にしてもまだ若いそのキュートなたたずまいとは裏腹に、しっかりきっちり大人なロックンロールにびっくり。いや、前にも聴いてるんだけど、あらためてびっくり。

特に感じたのが、既視感のなさ。人真似ではなく、歌、音、伝えたい事が、ちゃんと本人の思いとして聴こえて来た(気がした。いや、なんせ素人なもので)

大阪駅道端とかで、打ち込みの音に合わせて今風の歌をメロディアスに歌ってる輩達の、如才ない既視感にあふれた音より、断然心が動かされる。

純也さんが参加してのユニット「シナジュン」も、その安易な(笑)ネーミングとは裏腹に、じんわり染みるステージ。

このレポを読んでいらっしゃる横道坊主ファンの皆様。そんなシイナは、6月の高槻フェスに出演しますよー。くれぐれもお見逃しなきよう。

なお、画像全てに写るシイナちゃん。撮影してくれた長谷川マネージャーのステマ活動によるものだということは、書くまでもないか。笑

以上、長文ご容赦。

このままのテンションで、今宵4/20はスリラジ京都ワンマンへ。

CODED in 音まかす

2018年09月22日 | POP & ROCK
カミグチさん&ZINさんのCODEDを初鑑賞。

ドラムとギターとPCによるボーカルレスバンド。

もうね、カミグチさんのドラムがものすごいのよ。緩急が、強弱が、硬軟が、一線を画していて、なんならドラムなのに「メロディアス」という表現がしっくり来るというか、振動がうねっている感じ。

そこにJINさんのギター。

「ギターとドラムの2ピース」。こういうのは得てして前衛的に過ぎて「なんかわからんけどすげえ」とよくある感想に落ち着きがち。

いつぞや、同じようにカミグチさんと、あるギタリストの方がセッションしたのだけど、ギタリストのソロが「すげえ」→「すげえ」→「すげえ」…の一本槍で、ちょっとクドさを感じた不届き者は俺です。

ところが、今回のZINさんのギターは、前衛的なのに、独り善がり感が皆無で、ストーリー性が感じられたし、PCと合わせるとすごい数の音やノイズがなりひびいているのに、耳心地も良く、それでいて腹の底にズンズン響く。

コクがあるのに、クドくなくて、いつまででも食べ続けていたいカレーライスのようなギター。←その表現はどうだろう

そんな2人が揃い踏み、胃袋が、いやさ耳とハートが鷲掴まれるに決まってるやろ!

そして、これほど写真が意味をなさない音楽性も珍しい。

ただでさえ佇まいがロックなお2人、さらに照明と陰の効果で誰が撮ってもカッコ良くはなるに違いないけれど、その音のカッコ良さについては100分の1も伝えられないに違いない。

最前で客の目線遮って撮影していた人がいたけど、珍しく腹が立たず、むしろ無駄な事してんなとかわいそうに思えた。

いや、まあ、同じチケット代払って、そのバンドが好きな者同士、しっかり楽しんでもらいたいし、それが撮影という行為で満たされるならどんどんやっていただきたい。マナーさえ守っていただければね。

閑話休題。

絶対に他では体感できないライブ。絶対またCODEDを見に行かねば。



『Imi a GOGO生誕祭 with潤』その2

2018年04月09日 | POP & ROCK
4/7吉祥寺ROCK JOINT GBで開催されたイベント『Imi a GOGO!生誕祭 with潤』。レポートその2。

スリラジの次は、三宅伸治さんがソロで登場。

お恥ずかしながら、まだまだにわかロックファンの域を出ない俺です。三宅さんがどれだけすごい方なのかは最近知った次第。

今まで当たり前のように耳に馴染んで、口ずさんでいた、あんな曲やこんな曲、三宅さんの作った物だったんだな。

優しさの中に強い意思が感じられる、素敵な歌とギター。

三宅さんがソロで2曲ほど弾き語ったあと、渡辺隆雄さんが出て来て一緒に1曲。その後今井さん、ヒデオさん、ジュンスケさんが加わり、勢揃いの橋渡しwith三宅伸治に。

過去の橋渡しライブで聴いた色々な曲の中でも、特にお気に入りだったり、思い入れのある曲が多く演奏され、また、関西遠征組としては、ドラムがジュンスケさんというのが、とても嬉しくて。

今井さんとヒデオさんの、スリラジや横道坊主の時とは違う一面も垣間見れたし、三宅さんが参加した時にしか聴けない『Double Ax』の歌付きバージョンも、最高の歌詞に、最高の演奏が相まって、メッセージが刺さる刺さる。たまらなかった。

多分本番直前までいせや本店で呑んだくれてたであろう、ベーシストとギタリストも、俺にも演らせろ!と乱入してたんじゃないでしょうか。

この日は聴けなかったけど、いつか渡辺さんの新曲『Mr.Firebird』も、橋渡しメンバーの演奏で聴きたいなあ。

橋渡しライブ終了後の転換時BGMで、偶然ニルヴァーナの『smells like teen spirit』が流れたのを聴いて、昨年1月の橋渡しライブで、渡辺さん&スキマノザラシで同曲をカバーしてたのを思い出してしまい、少しホロリ。←伝わりにくいエピソードですいません汗

…スリラジ、三宅さん、橋渡しと、この時点でお腹いっぱい、胸いっぱい。この上、後ろに横道坊主が控えてるってんだから…。

横道坊主ライブのレポは、また次回に。


THREE & ONLY in 梅田ムジカジャポニカ

2018年02月21日 | POP & ROCK
Three & Onlyのムジカジャポニカライブ、終了。

音が両肩をつかんで、ぐらんぐらんに揺さぶって来る。幸せ過ぎる耳心地に、表情筋がとろけそうになって。

ああん。

もう、ここまで物凄いと、スマホごときのスペックで画像や動画に残す事自体、罪でしょ。てか、そんな余裕、微塵も起きなかったけど。ただただ焼き付ける事に集中せざるを得ない音に、出会えた時の嬉しさ。

湊さんのドラムは特に強烈で、しばらくは夢に出てきそう。

吉森さんのピアノは、音が見えて、触れて、嗅げて、味わえて、聴覚以外の五感まで持っていかれた。

そして、今年もたくさんカブさんのライブに行けますように!

画像はムジカジャポニカ名物チキンカレー。めちゃうまいんだ。



ラッパ唄う、ピアノ踊る

2017年10月28日 | POP & ROCK
今宵は渡辺隆雄さんと吉森信さんのライブ『ラッパ唄う、ピアノ踊る』を堪能して参りました。

個人的に思い入れたっぷりの場所パーカーハウスロールで、俺が大好きな横道坊主、スキマノザラシ、そして橋渡しと所縁の深いお2人の出演とあれば、駆けつけないわけにはいかないでしょう。

勿論、そんな思い入れを抜きにしても、このお2人の揃い踏み、とにかく幸せなひと時で。

渡辺さんのトランペットが、優しくワイルドに心のスキマをこじ開けて来ると、すかさず吉森さんの、美しくもロックなピアノがスルスルっと蹂躙して来るものだから、思考と五感が幸せなパニックを起こし、何度か意識が飛びそうになった…(これがトリップというやつなのかな)。

とどめに、橋渡しの曲や、あのギタリストに捧げる曲なんか聴こえて来ちゃって、こみあげるなと言うのが無理な話で。

終演後、渡辺さんにご挨拶した時も、色んな思いが交錯して、言葉にならずモゴモゴしてたら、「そんな時は無理に言葉にしなくていいよ」って。

四十路にもなって、相変わらずの音楽に対するこの情緒不安定さは褒められたものではないけれど、原因の根っこを遡れば、それはそれで幸せな記憶によるものなんだよな。

そんな幸せな記憶と、素敵な音楽の余韻に、ぼんやりと身を任せて、今宵は良い夢を見よう。

久々に会えたあの人やあの人も元気そうで良かった。今宵お会いできた皆様に、心から感謝。ありがとうございました。