GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

Imi a GOGO生誕祭 with潤(スリラジ編)

2018年04月08日 | スリルラウンジ
4/7吉祥寺ROCK JOINT GBで開催されたイベント『Imi a GOGO!生誕祭 with潤』。

なんせこのイベントと来たら…

・今井さんと潤さんのW生誕祭
・新メンバー&新体制になった横道坊主のお披露目ライブ
・横道坊主シングル『breach』発売
・久々の橋渡しライブ、しかもドラムはスキマノザラシのJさん
・三宅伸治さん、林田正樹さんも参戦

…デートほっぽらかしてでも、滋賀県から駆けつけるっきゃないでしょ。笑

先発はスリルラウンジ。

記念イベントの一発目としては意表を突かれた一曲目は、個人的に3本の指に入る大好きな曲『DRY』。終盤の勢いのまま演奏されるこの曲も良いけど、今回のように序盤でじっくり腰を据えたリズムでのこの曲、最高にたまらんです。沸々とテンションが上がっていく。

二曲目は、数年前に潤さんが参加していた190ライダーとのスプリットツアーの時に初披露された『ピンクアフロパンクス』。あれ以来、何度この曲を聴き、被り、踊ったことか。イントロが鳴るや、条件反射的にカバンに忍ばせていたマイアフロに手が伸びるのだ。

次いで、昨年1月発表の未音源曲『チョコレートナイフ』。当初は『グリーフチョコレートナイフ』って名前だったっけ。歌詞がとても大好きな曲。

普通ならここでMC『レイコの部屋』が始まるのだけど、今夜だけはレアな『イマイの部屋』。初期のMC皆無のスリラジライブを思えば、夢のような光景。笑

後半戦のスタートは『'N'』から。この曲、発表まもない頃は、カラオケJOYSOUNDでMV付きで歌えたんですよ。歌もしっかり入ってて、今井さんと一緒に歌ってるような不思議な気分だったなあ。

そんな懐かしさをぶった斬ったイントロは、もちろん『背と腹』。世界一テンションが上がる曲。もうね、この曲を聴くために滋賀から吉祥寺まで遠征してると言っても過言ではない程、大好きな曲。

そこから新曲インスト『リベリオン』への流れは、鼻血が出そうなくらいカッコ良くて…。変幻自在なドラムがたまらなくて、耳がレイコさんに釘付けになった。

そしてラストは『Flow fliction』。この曲に合わせて、みんなで叫び腕をかかげている時の一体感。スリラジファンでいる事の嬉しさを噛み締められる瞬間でもある。早く音源化して欲しいなあ。

と、ここでスリラジの出番は終わり。

…。

…スリラジ1バンドだけでも、この濃さ。

とても一度ではイベント全部を語りきれないので、三宅伸治さん、橋渡し、横道坊主のレポは、後日改めて書きたいと思います。

一先ず、今夜はここまで。

素敵な夜を共有した全ての方々に、心から感謝です。ありがとうございました(^o^)



スリラジ in 渋谷La.mama

2017年12月23日 | スリルラウンジ
今夜のスリルラウンジ渋谷La.mamaライブで気づいたこと。

ど頭から繰り出された新曲のインスト曲が、めちゃくちゃ好みで、きっと俺のために作ってくれたに違いないこと。

2曲目は、今井さんとヒデオさんのサビのハモりが、型破りにカッコよく、カタヤブレに心地良かったこと。

3曲目の準新曲のサビが、何度聴いてもめちゃくちゃ胸に落ちて、グッと来て、思わず嬉しくなってしまうこと。

そこから4曲目へと繋がった瞬間の、セトリの陰影の鮮やかさが見事だったこと。

レイコの部屋のヒーリング効果で仕事の疲れが吹っ飛んだこと。

久々に聴いたインスト曲は、諸所で新しい音や工夫が増えていたような、目を閉じた時に映る風景が、より鮮明になって迫ってきて、苦しくもあたたかだったこと。

個人的に大好きな、世界一カッコいいロックンロール選手権1位(←俺認定)のあの曲が、今夜もキレッキレでゾックゾクだったこと。

たとえ酒が飲めない下戸の俺でも、そこにハッピーでアワーなひと時がたしかに存在して、その音にベロベロに酔いしれたこと。

そして、ラストのあの曲で今年のスリラジライブを締め括れて、ファン冥利に尽きたこと。

つまり、相も変わらず、俺はスリルラウンジというバンドとその音が大好きだ!と再確認したこと。

再確認せんでも、わかってるっちゅーねん!

どこからかそんなツッコミが聴こえたこと。

今夜は良い夢が見れそうなこと(^o^)




スリラジ in 渋谷La.mama

2017年11月04日 | スリルラウンジ
11/3渋谷La.mama。

久々の関東遠征の動機は、もちろんスリルラウンジのライブを見るため。会場に2番乗りで到着して、最前列の、今井さんとレイコさんの間あたりをキープ。

もうね、セトリがね、初っ端から手加減抜きなどころか、例えるなら、出発した刹那に即時速360kmの新幹線というか、体のイメージを液状化した範馬刃牙のゴキブリダッシュというか、マラソンなのにスタートからゴールまで全力疾走で走りきる本宮ひろ志漫画の陸上大会編というか。

…え、意味がわからない?

当たり前やろ!このライブの楽しさ、素晴らしさが俺なんかの語彙力で説明しきれるわけがないやんけ!(逆ギレ)

…はっ。

すいません。取り乱しました。

そんな夢見心地に包まれつつ、差し掛かった終盤。ふと、足にコツンと何かが当たる感触が。見るとレイコさんのスティックがコロコロと転がっていて。

足元をにらみながら、拾っていいものかどうか迷っていたら、今度は目の前のステージから、なんとも言えないロックな圧が。

顔を上げると、ギターから手を離し、マイクを握りしめた今井さんが、目の前1mのところに!距離の近さもさることながら、こんなシーン見たことない!

背を丸め、両手で持ったマイクに喰らいつくように、ラスト曲のキメリリックを繰り返しシャウトした今井さん。一緒になって叫ぶ俺。ライブの醍醐味ここにあり。理屈じゃなく、ただ楽しい。

四十路と言えば、そろそろこういう事に対するモチベーションも降下しだし、通う回数も減って行くお年頃。

ましてや、今年は色んな事があり過ぎて。なんなら、ショックで気持ちと価値観が反転、触れる事への恐れみたいなのが起こってしまっても止むなしな状況。

でも、そんな気持ちの胸ぐら掴んで、背中を叩き、肩から手を回し、お前の居場所はここにあるよ!と有無を言わさず揺さぶってくれる音楽が、ロックンロールが、変わらずここに存在してくれていた。

そんな、最高の再確認ができた夜だった。

イマイさん、レイコさん、ヒデオさん、ありがとうございました(^o^)

後攻で登場の地獄の季節についての感想は、また後ほど。



高円寺地獄ラウンジ その3

2017年04月16日 | スリルラウンジ
4.15高円寺ShowBoat
地獄ラウンジレポート
その3 アンコールセッション

※以下、具体的な曲名が出ますので、ネタバレが苦手な方は飛ばしてください。

スリラジ本編が終わった後、アンコールで再び入って来たのは、同じくスリラジの3名。

おや、セッションの前に、スリラジとしてアンコールを1曲やるのかな、と思いきや。

レイコさんの「私の1番好きな曲をやります」というマイクを受け、イマイさんが弾き始めたイントロは、地獄の季節の『ミドリ』。意外性に驚きつつ、スリラジの3人の演奏でこの曲が聴ける事に、背筋がゾワゾワ、胸のあたりがホワホワ。

音がかなり忠実に再現されてて、遅れて入場して来たミズカミさんが歌い出しても、全く違和感なし。その完コピぶりは、スリラジの地獄の季節に対するリスペクトの深さが成せる技なんだろうな。

そのアウトロの余韻が消え去る間も無く、スネアが一定のリズムでドッドッドッドッ。これはほら、アレですよ、スリラジの『HELLO』ですよ。いやん、鼻血出ちゃう。

いつもより長めのイントロの間に、メンバーが入れ替わり、ステージの上はイマイさんとカミグチさん、リュウヘイさん、ヒロミチさんの4人に。何この風景。華があり過ぎやろ。もうすごい事が起こる予感しか感じられない。

そして、リュウヘイさんのエッジの効いたイントロベースにイマイさんの歌が乗り、ヒロミチさんとカミグチさんが呼応して、ドッジャーン、ハローーウォーウォーウォーウォー!あかん、耳心地が幸せ過ぎてチビってまう!

先のスリラジの完コピぶりから一転、3人の楽器隊の個性がこれでもかと反映されたゴリゴリアレンジ。

ヒロミチさんのギターが加わりツインギターになる事で、イマイさんのギターもいつもとちょっと違う一面を見せてくれた。

前回の地獄ラウンジに行けず、結果セッションの『背と腹』を聴けなくて、血反吐を吐くくらい悔しかったけど、その時のリベンジを成し遂げた気分。満足じゃ。

宴はまだまだ終わらない。

ヒロミチさんのギターイントロから始まったのは、スリラジの『バナナマニア』。

中盤のいつものドラムソロを、カミグチさんが叩いてる風景の暑苦しさ、いやさ熱楽しさ。ほんとこの人のドラムソロは、多分ソロワンマンで2時間やられても絶対飽きずに見てられる自信がある。

そんなヒゲのドラマーの背後にユラリ忍び寄る影。

前髪をザンバラ気味に、首からは水色のチョーカーに鍵形のトップを通したミズカミモードのレイコさんが登場して、片手でカミグチさんをつまみ上げてポイッ。すかさず強烈な本家っぷりのドラミングで場内の興奮を独り占め。この時場内にいた男性の7割は、スネアになってレイコさんに踏まれたいと思ったとか、思わなかったとか。

MC合戦でも「ミズカミより私の方が好きかーーー!」「イエーーー!」の流れで、ミズカミさんに「こ、心が(折れそう)」と言わしめ、やっぱ、レイコさんが最強やで。

そんな楽しい時間はあっという間に過ぎて。

最後はミズカミさんとヒデオさんが2人手を繋いで「みんなで飛ぶぞー!」「せーの!」ジャーーン!で大団円。

いつものごとく、取り留めのないレポートになったけど、なんか、もう、楽し過ぎて、幸せ過ぎて、この風景と心情を忠実に文章にするには、俺の語彙力じゃ無理ですごめんなさい。

ありがちだけど、ライブって、ロックンロールって最高だー!という言葉で締めたいと思います。

全国各地から集ったジゴラーとスリラジライダースに、あの夜を共有できた事の心からの感謝を。ありがとうございました。

…吉祥寺で飲み歩いてベロベロになりつつやって来たであろうあの2人も、きっと大満足で高円寺の夜に溶けて行ったと思いますよ。(だったらいいな)



高円寺地獄ラウンジ その2

2017年04月16日 | スリルラウンジ
4.15 高円寺ShowBoat 地獄ラウンジレポート

その2 スリラジサイド

地獄の季節の圧巻のライブで昂った鼓動は、幕間のモノクロームセットのBGMで小休止。スリラジライブ前の幕間に必ず流れるこのバンドの曲、爽やかな中にもトンがり加減が垣間見得て、めっちゃ好き。

そして開演。入場SEは、久々に聴く『TOO MANY FISH IN THE SEA』。敢えてのチョイスか、たまたまか。前者を思い、少し胸が詰まる。

そして1曲めは、『CRASH』。

イントロのギターソロが掻き鳴らされた瞬間に、涙がボロボロと。

これは、多分考え過ぎで、1ファンの勝手な妄想の投影なんだろうけど。

この曲は、以前同じShowBoatで行われたスキマラウンジで、アンコールセッションでプレイされた曲。ファイヤーバードから始まるイントロが、今も耳にこびりついている。

そして、蛇足かもしれないけど、The Coffee & Cigarettesの看板ラジオ番組『Rock 'n' roll Radio ROUTE42』に、初めて登場したスリラジ曲もこの曲だった。その推薦者も、ファイヤーバードのあの人。

俺にとっては、あの人とスリラジを繋ぐ1番の曲だったりする。

…今回はあまり思い出さんようにと思ってたけど、あかんかったね。ファン心理の因果さと、切なさよ。

そこからは、いつも通りの、ガンガンガンガンとうなぎ上りにハイテンションになって行く、スリルラウンジの真骨頂が炸裂。

3度めの目撃となる『チョコレートナイフ』は、歌詞がめっちゃ胸に染みてたまらない。スリラジちゃんたら、四十路前のおっさん心を弄び過ぎ。

初目撃の『ギターノイズ』は…。タイミング的に意識して作られたわけではないと思うし、そもそも歌詞があまり聞き取れなかったけど、感じたイメージは、やはり天国のあの人。…地獄ラウンジとは関係ないのに、度々持ち出してしまい、わからない人はごめんなさいです。

でもね、そんな感情のアップダウンにやられながらも、最後にきちんと締めてトドメを刺してくれる曲がスリラジにはあるんです。『背と腹』と『FLOW FRICTION』。たまらんかったなあ。

こちらの勝手な思惑を、ロックの力で受け止めて、しっかり笑顔にさせてくれる。そんなバンドに出会えた稀有な嬉しさを噛み締めた夜でした。

(その3 アンコールセッションに続く)