GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

霊感や霊験などに関して

2019年09月13日 | 日記・コラム
こんなんがポストに入ってた。




霊感とやらが本物なら、霊媒師は自分を霊視して、こんな事やらんでも色々叶えてウハウハだろう。

え、自分の事は霊視できない?

霊媒師同士でお互い霊視し合えばええやん。

え、金目当てでなく人助けがしたい?

無差別にチラシをばら撒いてる時点で無理だろ。必要としているお客さんを霊視で見つけろよ。

もっとも、それなりの理論や経験に裏打ちされた人生相談や統計学などについて、入り口への一助として、多少脚色をする事は否定しない。

一部の真面目?な占いとか、一部の真面目?な風水とか。

例えば、由緒あるお寺の建物の中には、知ってか知らずか、音の反響や光の加減などが、催眠効果を促進する造りになっていたりするらしい。それを「霊験」とかいうのは馬鹿らしいけど、そこには確かに何かしらの作用が存在するんだろう。

鍼治療だって、医学的にはなんにも証明されていない。何十年か前、日本と中国でツボの位置が違うため、統一するために数センチずつズラした事もあるらしい。ズラせれるんかい。でも、「皮膚に鍼を刺す」という臨場感のためか、効果はしっかりありそうだ。臨場感大事。

そこに確かな効き目や作用があるなら、そしてそこに乗っかって理不尽に私欲を満たそうという輩がいないなら、そこまで目くじらを立てる必要もないのだろうし、むしろ楽しんだり、うまく利用してみたい。

霊自体については、会ったことがないので懐疑的ながら、いたらロマンがあっていいなーとは思う。会いたい気持ちが募り過ぎて、霊を信じてなくても、ついその人に心の中で語りかけてしまう、なんて事はしょっちゅうだ。

まあ、地球有史以来の生物全ての霊がそこら中にいるとすれば、少々窮屈すぎやしないかとは思うし、圧倒的に多数のはずの昆虫や微生物の霊はスルーして、特定の人間だけキャッチする霊媒師ってのはいかがなものかとは思うけど。

…ただ、世の中は広い。

恐山のイタコの下で修行した結果、ミック・ジャガーやマリリン・モンローをライブ中に自身の体に憑依させる事ができるようになったロックミュージシャンには出会った事がある。

特にパーカーハウスロールやBAR GEARやムジカジャポニカや磔磔などで良く会うあの人だけは、きっと本物だったに違いない。

夢野ような話だけど、実話です。ブルブル。

とある芸人さんの絵本展

2019年05月12日 | 日記・コラム
とある芸人の絵本展を見に行った。

ライトアップや見せ方、スタッフの連帯感、サービス精神、そして実現にコミットする手腕など、眼を見張る点多数。

何もない山奥に2時間待ちのムーブメントを生み出す手腕。

すごいすごい。

途中作者の芸人さんが行列をねぎらいに登場して、イヤみないファンサービスを振りまいていた。その人柄とバランス感覚、そしてそこから派生するムーブメント巻き込み感は、クリエィティブ系達に押し上げられ、メディアミックスの拡がりを見せ、想定通りの成功を見せるのだろう。

あやかりたいのう。

さてさて、肝心の絵本はというと。

兎に角、幻想的で美麗。1枚ごとの書き込み情報量は、絵本というよりCGや絵画。『将(子供読者)を射んと欲すればまず馬(親世代)を射よ』という戦略に基づくのだとすれば、ただただ見事。

広告代理店的な隙のない打ち出し方も随所に光り、ありがちなキャラ付けと平凡なストーリーなのに、濃厚な新進気鋭感とイノベーション汁がドロリッチ。

ただね。ここだけの話、個人的な好みには到底合わなかった。いや、素晴らしいんですよ。素晴らしいんだけど、自分の子供に読ませたいのは、シンプルさと少なめの情報量でいて、多くを語ってくれる、昔ながらの絵本。

子供にとって必要なのは、大人が提示する隙の無い完成品でなく、自由に描き足せる隙だらけの未完成品。プロレス情報誌『週刊ファイト』的に言えば「底が丸見えの底なし沼」なのだ。旅行会社のパックツアーより『川口浩探検隊』なのだ。原始猿人ヴァーゴン!※あくまで個人の見解です

そのあたりを踏まえて、今作を漫画に例えると『ワンパンマン』だった。俺は『アンパンマン』の方が好きだ。

わっかるかな?

わっかんねーだろな。※わかんなくて正解です。

あ、イベント自体は、2時間待ちが苦にならない楽しさ。大満足でした。



小説『今日のボルダリング』

2018年12月13日 | 日記・コラム
連続私小説
『今日のボルダリング』

【第一話】

眼前に壁がそそり立つ。

薄い木製のボードだが、背面が鉄製の基礎にしっかり固定されているためか、向かい合うと中々に圧がある。

カラフルにペイントされていて、無機質さは感じられず、辺りに楽しげな雰囲気すら醸し出しており、これから挑む試練の困難さを曖昧な物にしている。

意を決して、歩を進める。

踏み出す毎に、靴底のゴムが、我が身の体重の分だけ分厚いマットに沈み込み、緊張で鈍重になる足取りに追い打ちをかける。

壁に取り付けられた岩を模したホールドというブロックを両手で持つ。ザラザラとした肌触り。自重とあいまり、滑り止めをまぶした手にピリピリと食い込んで行く。

ホールドの横には、スタート地点を示すステッカーが貼られている。この広い建物の中で、これから私が挑む試練への扉は、唯一このステッカーが貼られたピンク色のホールドのみなのだ。

「決められたコース」という制限化の戦い。選択という自由意志を無残にも剥奪された事を痛感して、戦慄に手が止まりかける。

そうこうしているうちに、背後には試練を受け入れる覚悟を果たした同胞(はらから)が、一人、また一人と列を為しつつあった。

もはや後戻りはできない。

ピンク色のホールドを両手で掴み、両足も下部に設置されたホールドに乗せ、柔らかい地面に別れを告げる。

重力に抗うように、次の一手を伸ばす。

まだまだ序盤、力はありあまっている。だが私は知っている。壁はそこかしこに意地の悪い罠を仕掛け、こちらの前向きな意思を搾取せんと待ち構えているのだ。

無駄な動きは避けなくてはならない。指先の力強くも繊細な運びに影響が出ないように注意を払いながら、渦巻く脳漿に刺激を与え、神経を張り詰める。

三手ほど進むと、最初の難関が待ち受けていた。現在の地点から次の目的を捕捉せしめるためには、あと少し距離が足りない。

躊躇による停滞は、そのまま両の腕に伝わり、力をみるみる奪って行く。

焦らぬよう、だが迅速に体をあちこちに動かして、我が身の置き所を探る。

ふと、右足を下げた時に、左手がグンと伸びる感覚があった。迷っている間はない。その感覚に身を委ね、グイと右足を下げ、バランスを取りながら左手を伸ばした。

かろうじて指先が次の目標に触れた。人差し指をかけ、次に中指。下半身と足先をねじり距離を稼ぐと薬指と人差し指まで届いた。

手応えの伝わる四本の指に、不退転の意思を込め、ぐっと引き寄せる。

こうなれば、続く足の移動は難しくはなかった。幅三寸、厚みは二分程だったが、しっかりとつま先がかかる場を見つけ、ジリジリと体重を乗せて行く。

ふと、左右の均衡が定まり、手の力を抜く事が出来た。

どうやら、ひとつめの難所は超える事が出来たようだ。達成感が、失われた力をほんの少しだけ取り戻してくれた。

しかし安堵するのはまだ早い。終着点はまだ見上げなければ視認できない高さにあり、たどり着くまでにはまだいくつかの難所を通過しなくてはいけないであろう。

口内に残るスポーツドリンクの残存ナトリウムを舌先に感じながら、まだ達した事のない未知の領域に想いを馳せ、勇気という名のエナジーに点火する。

私はまだやれる。そう信じて、待ち受ける暗闇に手を伸ばし、こう叫ぶのだ。

「こまんたれぶー(^o^)」

(つづく)



映画『スカイライン~奪還~』

2018年10月19日 | 日記・コラム
仕事帰りに映画を一本鑑賞。

いやあ、滋賀では上映館なくて、京都でも一カ所だけ。しかも上映回数少なめ。

時間合わせるのに苦労したなあ。でも逆にこういう時にこそ、面白い作品に出くわした時の妙味が、より深く味わえるのだ。

かなり前に公開された前作がめちゃくちゃ好きなんだけれど、どう考えても続編はB級になりがちなストーリーだったので、こちらもB級映画脳を用意して、万全の体制で臨んだのだが。

こちらの想像を遥かに超えた、いや超えるどころか斜め後ろをロケットダッシュで駆け去って行かれたような。

や、やりやがったー!

作品のキーワードを掻い摘むと、エイリアン、ダイハード、ムエタイ、パシフィック・リム。

出だし80点、徐々に下火になり40点、ラスト間際に200点。

面白いか面白くないかでいうと、それなりな感じ。CGや演出も微妙にチープ。そう、何もかもがスレスレ。でも、制作サイドの愛と情熱が、見渡す限りスレスレの大海を、着実に満たして行く。

B級映画のお約束をいちいち踏襲して来て、最初は野暮ったく感じたんだけど、それがあまりにも数多く、矢継ぎ早に繰り出されるために、こちらが誇る対B級映画用脳の処理が間に合わず、何かが狂い始める。

ツッコミどころ満載だし、ツッコむのが大好きなはずなのに、もはやそれが正しい、それが当たり前、それが普通なんだと錯覚が始まる。

すると、ふとした弾みに、スレスレの大海が端から端まで一気に決壊、スレスレの境界線を下から上へ、次から次へと裏返って行く。感情が制御できず、ドバッとあふれ出して止まらなくなった。

クライマックスの頃には、笑い過ぎなのか感動してなのか、涙がアゴまで伝っていた。なんなのだ、これは。

この二部作を作り上げきった製作陣には、もはや賞賛や感謝を超え、嫉妬。

そして多分3日で忘れるであろう内容。

完璧です。

完璧過ぎて、とてもオススメはできませんが…。

鑑賞前に前作見た方が、より味わい深くなるでしょう。

ラジオ番組Rock 'n' roll Radio ROUTE42の聴き方

2016年10月26日 | 日記・コラム

イカしたラジオ番組『Rock 'n' roll Radio ROUTE42』を聴く方法を、1ファンが勝手にご説明します。

●iPhoneやスマホの場合
無料アプリListenRadioもしくはTuneln RadioをDL。
水曜21時にFM TANABEを選局。

●PCの場合
サイマルラジオというサイトを検索。
水曜夜21時にFM TANABE横のボタンをクリック。

上記にて、日本全国どこからでも無料で聴けます。
なお、ネットでの接続になりますので、定額プランでない方は、パケット代にご注意ください。

経験上、初めて聴くときは、パソコンやスマホ操作にありがちな予期せぬエラー表示などに泡を食う可能性があるので、時間に余裕を持って操作した方が良いかと思います。