GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

アメリカン•ユートピア

2021年08月17日 | 映画
映画『アメリカンユートピア』見てきました。濃いめの舞台芸術を見ると、テレビじゃ気付けない芸能の底力が垣間見えて、気持ちよくポカーンってなれますね。←言語化難かし

内容はというと、さらっと自然に、当たり前に、アメリカの諸問題を歌い上げてて痛快だった。音楽は生活から生まれるし、生活は政治とイコール。そもそも政治をタブー的に捉えるのは大袈裟過ぎて、道に信号機ひとつ作るのだって政治なのだから。

もっと気軽に楽しく政治について話題にして、しっかり見極め、応援して、時にはきつめに批判せねばと思った次第です。

元トーキング・ヘッズのデイヴィット・バーンらの最高の音楽とエンターテインメントに胸躍らせながら、めちゃくちゃ投票にも行きたくなれる、自意識を1ランク上げてくれる作品😊笑

初めて行った出町座(映画館)は雰囲気が最高!ホットチャイもかなり美味しく、2杯飲んでしまった。

ただ座席の高さは低く、前に超座高者が足組んで座って、何度も頭バリバリ掻いて、字幕が見えず、終始中腰で見て背筋がかなり痛くなった。台無し。


パンケーキを毒見する

2021年08月04日 | 映画
退社が18:16。

タクシーに飛び乗り、六角通りを東進、突き当たりの御幸町通りで飛び降り、商店街のアーケードを走り、なんとか18:25の上映回に間に合った。

タイムカードから劇場着席まで10分位か。一か八かの綱渡り行程はライブ遠征で慣れてるんだぜ笑。

お目当ては映画『パンケーキを毒見する』。

現総理と名前の平仮名読みがほぼ被る身としては、避けて通れない作品かと思います(そうかなあ)

感情的でも、抒情的でもなく、人格否定もなく、的確な肯定と否定を織り交ぜていて、随所に笑いもあり、とても冷静で理知的な方々が集まって作られたようなイメージ。

人間「菅義偉」については、前より好きになったかもしらん。※駄目さ加減への共感の意味で

同時に、まだ勉強不足のせいか、やや感情的に寄りつつある現政権への不支持に対する思いに、理論的なピースが何箇所かでカチャリとハマる音も。

それより何より、作品としてめちゃ面白かったです😊✨

平日なのに、客席が6割くらい埋まっていたのも驚き。さすが京都。滋賀県だと、日曜日のマーヴェルの『ブラックウィドウ』でも10人行かないのに笑

ご覧の通り政治に対する問題提起がテーマだけど、作りがしっかりしてるので、政権支持者が見ても絶対面白いだろこれ、と思える仕上がり。分断を生みにくい作風にも大変共感が持てました。

とはいえ政権に対する問題提起を多分に含む内容なので、どうせ圧力でミニシアターでしかやらんだろと思ってたら、まさかの大手MOVIXで公開されててさらにびっくり。

潮目が変わって来たかなー😊


ジャンクヘッド

2021年05月31日 | 映画
映画『ジャンクヘッド』を、公開から3ヶ月以上経ってようやく鑑賞。

7年の制作期間をほぼ1人で撮影したというコマ送りパペットアニメーションで、海外で評判になり日本に逆輸入された作品。

ギレルモ・デルトロとヒグチユウコが絶賛してるというだけで、好事家気取りとしては観ない理由が見つからない!

いやあ、面白かった。冷静に振り返れば、シナリオなんてあって無いような程度なのに、テンポとカメラワークとキャラと、あと製作に費やした情念の見え隠れだけで、とんでもなく面白かったという衝撃。

次作が出るとしたら、また7年待たなあかんのかな。

90点。こんな映画を待ってました。




狂猿

2021年05月31日 | 映画
映画『狂猿』を見て来ました。

「デスマッチのカリスマ」ことプロレスラーの葛西純の生き様を追ったドキュメンタリー。

取り敢えず言いたいのは、デスマッチをスロー撮影するのやーめーてー。

配信とかならともかく高画質のスクリーンだとさすがに直視できんグロシーンも。

それでも、その生き様に当てられたか、物凄い高揚感が腹底から沸々と。

説明が難しいこの感覚。

昨日の『ジャンクヘッド』に続き、すごい物を見れたし、すごい物を見ると力が沸々と込み上げて来ます。