GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

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【映画】トランスフォーマーDM

2011年08月08日 | 日記・コラム
映画『トランスフォーマー・ダークサイドムーン』3D版を見てきました。

いつも映画を見るときは、前の人の頭があまりジャマにならない角度で見れる、通路の外側に面した席で見るのがほとんどなんですが、今回は3Dを堪能すべく、珍しくど真ん中、しかも前から6列目に陣取りました。

これが功を奏し、アクションシーンはド迫力!斜めから見るより、立体感も若干アップしました。前寄りに座るため、画面の隅々まで目が行き渡りにくいのと、3D酔いが苦手な人に向きませんが、そうでなければオススメです。

この『トランスフォーマー』シリーズ、当初は子供向けだろうとたかをくくっていて期待していなかったのですが、オートボット(ロボット)達が間違いなくそこに存在しているかのように思えるCGのクオリティーの高さに驚かされ、またそれが、違和感なく映画世界に溶け込み、しかも見辛くない上にド迫力で暴れまわる様に、普通に面白楽しめました。

そして、その感動は、この第三作目の『ダークサイドムーン』でクライマックスを迎えます。そこにはたいしたメッセージ性もなく、子供だましの世情風刺が軽く垣間見えるだけですが、頭を空っぽにして見れる映画としては、史上最高峰のデキ。

若干、子供向けのテーマの割に、やたら戦場をリアルに描いてたり、米軍讃歌だったり、極めつけに軽めのグロシーン(人間が撃たれて骨が飛び散るなど)があったのが気になりましたが、最近の子供にはトラウマが足りなさすぎると憂慮してたところもあったので、むしろ大歓迎。

主役ロボのオプティマスプライムが、敵の内臓(を彷彿とさせるパーツ)をえぐりながら、やたら「ぶっ殺してやる」を連発してたのもご愛嬌でしょう!←そうかなあ

ロボットにボロボロに振り回されても全く無傷の人間主人公や、ラストのブッタギリ感(急にいなくなるシカゴ中を跋扈してた敵軍)も、古き良き少年漫画の愛すべきご都合主義をオマージュしてたに決まってます(きっぱり)。

前作、前々作を見て面白く感じられた方は、ぜひ。レンタルまで待つとか言わずに、どうぞ、映画館の大画面でお楽しみください。

大満足の90点。