横道坊主30周年記念ライブ。
そこに居たのは、間違いなく俺がよく知る横道坊主でした。
義人さん、今井さん、木谷さん、スタッフの皆さん、サポートベーシストの林田さん、ヒデオさん、TAKEOさん、クワハラさん、あの場にいたファン、来れずに魂を飛ばしていたファン、みんなで作り上げた横道坊主でした。
序盤、天国の潤さんに届けとばかりに、拳を真上に向かって突き上げていたんですが、何か違和感がありまして。
ふと、引き寄せられるように、義人さんと、サポートベースの間の空間に拳を向けました。すると、なぜか涙が止まらなくなりました。うまく言えないけど、差し出した拳の先に潤さんの存在が感じられました。
潤さん、居ても立っても居られなくて、天国からステージに降りて来てたのかもしれません。
今宵集ったみんなが思い続ける限り、横道坊主は歩みを止めないでしょう。そして横道坊主が立ち止まらない限り、潤さんの意思は、これからもステージに立ち続けるのだと、心から確信できた夜でした。
全国から集結した今宵の「横道坊主」達。皆さんと一緒に作り上げたこの夜の事を、俺は一生忘れません。本当に光栄でした。
そしてその素晴らしい仲間達との繋がりを与えてくださった橋本潤さん。あなたに出会えて本当に光栄でした。これからもずっと追いかけさせていただきます。ありがとうございました。
追伸:『アマツチ』の間奏の際に、今回来れなかった仲間たち、一人一人の名前を思い浮かべて、ステージにお届けしました。あなた方も、間違いなく今宵の「横道坊主」でした。