帰りの新幹線の中から、昨夜の感想をば。ちょっと長いので、適当に読み飛ばしてください。
渋谷ラママ。中央の大きな柱の邪魔さ加減が、良い意味でライブハウス的な場末感を演出している、少し横長の、素敵な趣きのハコでした。
トップバッターはスリラジ(HHR THRILL LOUNGE)。前回目撃した時は、イベントの性質に合わせてか、じっくり聴かせる曲が中心でしたけど、今回はド頭からハードなナンバーが並び、真骨頂をガツンと叩き込まれた思いです。
『背と腹』。どの曲でも四番が打てる硬軟自在なセトリがスリラジの魅力ではあるんですけど、やっぱこの曲が流れた日は、血の沸き立ち加減が違いますね。もはやスリラジ打線の前田智徳です(カープファンしかわからんやろ…)。
『ロックちゃん(仮)』も完全にスリラジに欠かせない曲として定着しましたね。
途中、地獄の季節のあの曲を演奏したのには驚きましたね。ドラムの出だしで「ん!?」となり、イントロで「うわ、やっぱりか!」との、あの時の自分の心の震え方はすごいものがありました。今回はショートバージョンだったので、いつかフルで聴いてみたいです。
『MIKA』は、回を追うごとに深みが増してるように思え、その都度、四季が感じられたり、人生の転がる様が見えたり。毎回、ずっと目を閉じて聴き入ってしまいます。
終盤の新曲も、『バタフライ』や『ピンクアフロパンクス』とは違った締めの曲として、今後のスリラジの音楽性の幅をグググッと広げてくれそうな予感がしました。
もうね、俺は「これ」が見たかったんだ!と叫びたくなるような、極上のステージでした。
37歳の誕生日を、このバンドの音と共に迎える事ができた事は、多分一生忘れる事はないと思います。
そしてトリを締めた地獄の季節。
思えば地獄の季節に出会ったのは、まだ“地獄ラウンジ”という名前が存在しなかった頃の、スリラジとの対バンの時。
以来、30回近くはそのステージを目撃していて、そのほとんどが会社帰りという、もはや俺の生活上に組み込まれているバンドのひとつです。
ボーカルとギターとドラムだけという編成ながら、それが全くマイナスになってなくて、むしろその特徴を活かしまくっていて、もはやベースが参加したら逆に物足りなくなるんじゃないかと思ってしまう重厚感。
そして、昨夜のセトリ。流れといい、新旧の織り交ぜ方といい、本当に素晴らしかった!
『アサルトバスター』では、スリラジのレイコさんが乱入して、まるでどこかの船長が乗り移ったかのようなキレキレのスケブさばきを披露。途中ページめくりを失敗して慌てだしてからのグダクダ感も含め、オイシイ所を独り占めしてはりましたね。素敵。
新曲もどれも良かったなあ。今月発売したてホヤホヤの新譜『スイート・メモリーズ』。そのとろけそうなタイトルの反面、エグい酸味もしっかり持ち合わせた、死角のない一枚です。未聴の方はぜひ!
ラストは、オーディエンスの興奮に煽られる形で、予想外のWアンコールへと突入。あの笑顔あふれる一体感、癖になりますね。
スリラジも、地獄の季節も、往復の新幹線代が全く惜しくならない、最高のパフォーマンスを見せてくれました。そこには、ロックのライブに必要なものが全部詰まっていた気がします。
今回お会いできた全ての皆様に、心から感謝です。37歳、最高のスタートとなりました。ありがとうございました。この幸せな余韻を胸に、本日も労働頑張って参ります!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/27/3070c50b352b2f7ad19993e05568d876.jpg)
渋谷ラママ。中央の大きな柱の邪魔さ加減が、良い意味でライブハウス的な場末感を演出している、少し横長の、素敵な趣きのハコでした。
トップバッターはスリラジ(HHR THRILL LOUNGE)。前回目撃した時は、イベントの性質に合わせてか、じっくり聴かせる曲が中心でしたけど、今回はド頭からハードなナンバーが並び、真骨頂をガツンと叩き込まれた思いです。
『背と腹』。どの曲でも四番が打てる硬軟自在なセトリがスリラジの魅力ではあるんですけど、やっぱこの曲が流れた日は、血の沸き立ち加減が違いますね。もはやスリラジ打線の前田智徳です(カープファンしかわからんやろ…)。
『ロックちゃん(仮)』も完全にスリラジに欠かせない曲として定着しましたね。
途中、地獄の季節のあの曲を演奏したのには驚きましたね。ドラムの出だしで「ん!?」となり、イントロで「うわ、やっぱりか!」との、あの時の自分の心の震え方はすごいものがありました。今回はショートバージョンだったので、いつかフルで聴いてみたいです。
『MIKA』は、回を追うごとに深みが増してるように思え、その都度、四季が感じられたり、人生の転がる様が見えたり。毎回、ずっと目を閉じて聴き入ってしまいます。
終盤の新曲も、『バタフライ』や『ピンクアフロパンクス』とは違った締めの曲として、今後のスリラジの音楽性の幅をグググッと広げてくれそうな予感がしました。
もうね、俺は「これ」が見たかったんだ!と叫びたくなるような、極上のステージでした。
37歳の誕生日を、このバンドの音と共に迎える事ができた事は、多分一生忘れる事はないと思います。
そしてトリを締めた地獄の季節。
思えば地獄の季節に出会ったのは、まだ“地獄ラウンジ”という名前が存在しなかった頃の、スリラジとの対バンの時。
以来、30回近くはそのステージを目撃していて、そのほとんどが会社帰りという、もはや俺の生活上に組み込まれているバンドのひとつです。
ボーカルとギターとドラムだけという編成ながら、それが全くマイナスになってなくて、むしろその特徴を活かしまくっていて、もはやベースが参加したら逆に物足りなくなるんじゃないかと思ってしまう重厚感。
そして、昨夜のセトリ。流れといい、新旧の織り交ぜ方といい、本当に素晴らしかった!
『アサルトバスター』では、スリラジのレイコさんが乱入して、まるでどこかの船長が乗り移ったかのようなキレキレのスケブさばきを披露。途中ページめくりを失敗して慌てだしてからのグダクダ感も含め、オイシイ所を独り占めしてはりましたね。素敵。
新曲もどれも良かったなあ。今月発売したてホヤホヤの新譜『スイート・メモリーズ』。そのとろけそうなタイトルの反面、エグい酸味もしっかり持ち合わせた、死角のない一枚です。未聴の方はぜひ!
ラストは、オーディエンスの興奮に煽られる形で、予想外のWアンコールへと突入。あの笑顔あふれる一体感、癖になりますね。
スリラジも、地獄の季節も、往復の新幹線代が全く惜しくならない、最高のパフォーマンスを見せてくれました。そこには、ロックのライブに必要なものが全部詰まっていた気がします。
今回お会いできた全ての皆様に、心から感謝です。37歳、最高のスタートとなりました。ありがとうございました。この幸せな余韻を胸に、本日も労働頑張って参ります!
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