2022.11.18那覇CyberBox
2022.11.19宮古島スーパースター
横道坊主ライブの感想①
公式に沖縄ツアーが発表されたのは8月半ば。
沖縄旅行で3ヶ月前準備というのは中々タイトで、案の定、朝イチの便などはすでに完売。それでもなんとか最善と思える弾丸旅程を組むことに成功して、その日の内に支払いも完了。
果たして本当に行けるのか、コロナや気候の不安もあるし、そもそも有給が取れるかどうかも未知数だったけど、例えキャンセルになって違約金を払う羽目になっても、その時までのワクワク感だけでその価値はあるなと。
その選択は大正解。
スマホにDLしたカウントダウンアプリの数字が1つ減る毎に、反比例して積み上がる心のパワーメーター。
そして3ヶ月が経ち、ついに迎えた那覇ライブ当日。
無論興奮してあまり寝れなかったけど、その分余裕を持って伊丹空港に到着。
空港に縁がない県に住んでいるため、自宅から電車を3本乗り継いで2時間近くかかるけど、積もり積もった高揚感のお陰で一切苦にならず、むしろ見るもの全てが愛おしく見える病き…夢見心地のまま、搭乗時間まで時間潰し。
朝食代わりに、港内のカフェでコーヒーとサンドイッチを、義人さんがソロライブでカバーしてたA.R.Bの曲ばりに流し込んだ。
空港で荷物を預けたり受け取る時間が惜しく、予め機内持ち込みのみを想定した手荷物量にしていたため、チェックインや保安検査はスイスイ…
とは行かず、ギュウギュウ詰めのバックパックから、電子機器や金属類を取り出してトレイに並べるのに少々時間を取られた。俺はなんだってこんなにシルバーアクセサリーなんか持ち歩いてるんだろう。
そしていよいよ飛行機に搭乗。
この時期の伊丹と沖縄では、寒暖差が10度近くあるので、着用していたマフラーやジャケットはバックパックに詰めておく。
少しでも早く沖縄の地を踏みたいので、前方寄りの、でもしっかり窓際の席を確保していた。
お隣は子連れのパパさん。途中赤ん坊がギャン泣きしたり、数分置きにその蹴りが飛んで来るのだけど、大丈夫、その程度差し引いても、このハッピーモードは微塵にも揺るがない。
機内サービスのリンゴジュースって、なんでこんなに美味しく感じるのだろう、などと2時間ほど雲の上の景色を楽しんでいるうちに、とうとう那覇空港に到着。
ライブまでおよそ6時間弱。行ける場所も、できる事も限られている。
荷物受け取りの集団を尻目に、足早に出口を抜け、直結のゆいレール那覇空港駅にへと急いだ。
(続く)