FOUR DOGS磔磔ライブの感想文(その4)です。
※首振りDollsの写真は大人の事情(?)で撮れてません😂
さあ、いよいよトリは首振りDolls。
1.ニセモノ
2.ロックンロール
3.金輪際
4.Walk on the Wild Side
5.切花
6.悪魔と踊れ
7.ウォンテッド
8.月明かりの街の中で
9.ティーネイジャーアンドロックンロール
※セトリはうろ覚えにつき間違いご容赦
思えば、彼らを初めて知ったのは、横道坊主ファンクラブ会報で、中村義人さんがオススメバンドとして挙げてたのが最初。
それに呼応するかのように(いや偶然だけど)、スキマノザラシの対バンに首振りDollsがブッキングされ、いざ見てみると、ぱっと見はモロにビジュアル系な感じだったので、少し引いてしまった😂
…ところが。演奏も歌もすんごくて。見た目に反して(?)女性ファンへの媚びた感じは皆無で、往年のロックファンにも響く骨太なロックンロール。アルバム即買いしてしまった…。
気付いた時には当然のようにメジャーデビューしてて、色んなところで揉まれているからか、見る度に鰻登りなパフォーマンスの強烈さに、空恐ろしさすら感じたり。
そんなパワーアップ著しい首振りDollsが磔磔に帰って来た。しかも対バンは前述の最強3バンド。特にスキマノザラシとの因縁は深い。なんせメジャーデビューアルバムの名前が、過去のスキマノザラシとのスプリットツアー名が由来なのだから。
幕間の音出しで、『ランブル』をワンフレーズだけやったのも首振りDollsなりのスキマノザラシへのメッセージだったのかと。
そんな過去への思いと、メジャーという修羅場をくぐり抜けて来たという矜持が、どんな科学変化を起こすのか!
…そんなこちらの勝手な見立てを嘲笑うかのように、いや、もうすごかった。
恐ろしく激しい演奏をしながら、絶えず跳ねて踊ってシャウトし続けるノンストップ劇。「若さ」だけでは説明が付かないぞ、これは。
呼応するファンの子達も気合い入りまくり。着物をはじめ、思い思いの重い想い(ダジャレ)を注ぎ込んだ出立やパフォーマンス返しも息ぴったり。ちょこっと年齢層高めの他バンドファン(あくまで中央値の比較です!)の母性あふれる優しい視線との対比が面白かった😂
個人的に音楽に求める物として、心の拠り所を欲してる所があって。どちらかと言うとそれを受け入れ易い、年齢層や精神性の高めのバンドを好む事が多い。つまり歳下のアーティストを好きになる事がほとんどないのだけど、首振りDOLLSだけは別。音楽的な力付くで、嗜好まで捻じ曲げられてしまった😂笑
最近カラオケに行くと必ず歌ってる『イージーライダー』も『サボテン』も『散り散り』もやらなかったけど(知らんがな)、高揚感があふれ出すライブでありました。
ありがとう、首振りDolls。
…だが、宴はまだ終わらなくて。
(4バンド16人全員登場、怒涛のアンコールセッションにつづく)