GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

スキマノザラシと首振りDolls

2024年03月11日 | スキマノザラシ
本日3月10日(2024年)はスキマノザラシと首振りDollsの磔磔2マンライブ。

この2バンド、蜜月の始まりは12年前。

2012年、首振りDollsが結成され、初ライブは彼らの地元小倉にて。その時の対バンがスキマノザラシで、ツアータイトルが『真夜中の徘徊者(MIDNIGHT RAMBLER)』。

そのタイトルが首振りさんのメジャーデビューアルバムの名前にもなっているのは、皆様ご承知の通り。

ちなみに今宵の磔磔ライブのタイトルは『The Road To The 100th』。磔磔ワンマンライブ通算100回を目前に控えたスキマノザラシ目線のタイトルが付いているけど、一方で、首振りDollsのフライヤー、つまり首振りさん目線では、ツアータイトルは『MIDNIGHT RAMBLER』となっている。

彼らにとってこのタイトルが如何に思い入れがあるかが伺い知れる。

その名前を冠するツアーは、2017年にも敢行された。

首振りDollsとスキマノザラシの『スピリットツアー2017 真夜中の徘徊者』は、3/17〜20の4日間に、名古屋、神田、京都、小倉で行われる予定、だった。

ここでスキマノザラシに、哀しい出来事が起きてしまい、突然の活動停止を余儀なくされる。

誰もがツアーの中止を心配する中、代役バンドのブッキングや、ワンマンライブへの変更など、紆余曲折ありつつも4日間やり通した首振りDollsは、本当に素晴らしく最高にロックンロールだったな。

スキマノザラシの停止した心臓が再び動き出したのは、彼らの前回のライブ(2017.2.5十三FANDANGO/with スリルラウンジ/ハーシーズ)から実に398日後の事だった。

2018年、場所は磔磔、日付は、そう、奇しくも今宵と同じ3月10日だった。

狙っての事か、それとも偶然なのかはわからないし、そもそも彼らがどこまで前述のあれこれを胸に秘めて今宵に挑んでいたかもわからない。

それでも今宵の両バンドのステージからは、彼らの思いが渦となって、あふれ出していた、そんな風に、1ファンの目には見えて仕方がなかったのですよ。

そういえば、転換時の音出しの際に、ミズカミさんを除くスキマノザラシの4名が演奏した曲の名前も『ランブル(RAMBL)』だったな。

…絶対あふれ出してるよねえ。笑


…とまあ、どんな事にも意味を見出して独りごちてしまう哀しいファンのサガと見立て癖はこれくらいにして。

それを抜きにしても物凄かった、圧倒されっぱなしだった、彼らの「今」。

終始ハイテンションなのに、胸焼けする事もなく何杯でもかきこめる首振りDollsのロック。1曲ごとにこの日の「最高」が更新されて行く。すごい。

そして、いつもの調子で、いつもよりすごいライブを見せてくれるスキマノザラシ。首振りDollsと対バンできるのがめちゃくちゃ嬉しそうで、見てるこちらまでニコニコしてしまう。

この2バンドが出逢ってくれて本当に良かった。この2バンドと出逢えて本当に良かった。

逢わせてくれたのはあの人。感謝。

そして今宵お会いできた全ての皆様に、ありがとうございました。