本日は、管理人の心のベスト映画『いかレスラー』をご紹介します。

一言で説明するなら、プロレスラーふたりが魚介類の着ぐるみでバチバチやり合うスポ魂映画です。製作期間たった1週間ながらも、好きな人にはたまらない名作に仕上がっています。
いかレスラーを演じる西村修は現役プロレスラーとして活躍中。古き良き昭和のスタイルを貫き通し、大技乱発が主流の昨今のプロレスムーブメントの中で異色の光を放っています。
癌に侵され一時はリタイアするも、独自の理論と東洋医学でこれを退け、今もリングにあがり続けてファンに感動を与えています。
試合後のインタビューではどこまで真面目なのかわからない独自の理論を展開。プロレス論に始まり大宇宙の法則、世界情勢、人生相談、中庸思想、食文化論から説法、それらに癌との闘いというリアルな重みが相まって、周囲を困惑させまくる姿は「素敵」のひとことに尽きます。
この映画も、そんな西村選手同様、見る側を困惑させっぱなしの素晴らしい作品です。イカの座禅、イカの買い物、イカのベッドシーンなんかに興味がある方は必見です。
特筆すべきは主題歌。西村選手が歌う『いかレスラーの歌』が中毒性マキシマムインパクト。一聴の価値ありですよ。
♪いか いか いか いか いかレスラー いかだけにいかレスラー。
僕は大好きです。