アニメは中学生で卒業した、とかたくなに主張しているのですが、別に毛嫌いしているわけではなく、いわゆる「アキバ系」とか「萌え系」と呼ばれるアニメなんかに関して反吐が出るくらいで、深夜などにたまにやってるタイトルのわからないのをついつい見てしまったり、テレビをつけるとなぜかタイミングよくやっているNHKの『ぜんまいざむらい』や『おじゃる丸』を見てイヒイヒ笑う、なんてことはざらにあり、幼少の頃に熱中した『キン肉マン』や『北斗の拳』なんぞの再放送などに出くわすと、今でも胸ときめくことしばし。
そんな僕が学生時代にはまったアニメがOVA(オリジナルビデオアニメ)『ジャイアントロボ~地球が静止する日~』(全7巻)です。作品の詳細は過去のブログを各自チェック。
で、その『Gロボ』が、およそ9年ぶりに漫画で復活との報を聞きつけ、先日とうとう単行本を購入しました。
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『ジャイアントロボ』~地球が燃え尽きる日~
ううむ、ちょっとオタクっぽい作風の絵にげんなり。僕が『Gロボ』に求めるのは、80年代の週刊少年ジャンプ黄金期を彷彿させる、「濃さ」と「痛快さ」なのです。・・・的外れか?
ともあれ読んでみる。
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濃っ!・・・とりこし苦労か。しかし、よくよく考えると、登場人物の9割が濃い中年で(しかもモデルが横山光輝キャラ)、それがロボットや超能力を駆使して命がけで戦いあうという、ある意味ありえない作品だよなあ。
なお世界観はアニメ版のパラレルワールドとなっており、敵味方の立場が逆になっていたり、相関図が若干変更されていたりします。その配置転換がいちいちやりすぎ感にまみれていて、違う意味でもおもしろい。
なにも予備知識のない人にはよう薦めへんけど、過去アニメ版に心躍り、懐かしがれる同志には結構オススメしたくなるデキです。
ちょっとでも琴線に触れたなら一度お試しあれ。