GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

魁!!男塾

2008年01月27日 | 日記・コラム

映画『魁!!男塾』を見てきました。

原作を週刊少年ジャンプでリアルタイムで読んでいた身には、あまりにも辛いデキでしたよ。

まず、俳優が皆ひ弱すぎる点。とにかく首が細すぎでした。男塾塾生たるもの、顔の直径よりもひと周り太い首でないのは有り得ません。

また、声、言動、仕草、アクション、全てが軽すぎました。特に、事前の告知でウリのひとつとして紹介されていた「1秒に3発繰り出される本気当てパンチ」。男なら一撃に命をかけいッ!2発目、3発目があると思うな!

少し前に公開されたヤンキー映画『CROWS』の方がまだアクションシーンに見るべきところがありました。

配役もミスキャスト揃い。照英の富樫源次は素晴らしかったけど、それ以外は問題外。そもそも、男塾を忠実に再現するなら、天龍源一郎、マサ斎藤、後藤達俊、ケンドーナガサキあたりに学ランを着せなきゃ不可能だと思います。キャラ?男塾に必要な説得力さえあればそんなもんは後からついてきます。

無茶は承知です。しかし、その無茶を通すことができないうちは、映画化していい作品ではないのです。

監督やスタッフが原作をこよなく愛してるのは伝わってきました。ただ惜しむらくは、その愛しかたがひとりよがりなもので、他のファンの共感があまりにも得られない仕上がりになってしまっているのです。

J、雷電がカットされ、畳に布団ではなく床にベッド、あまりにも迫力のない大鐘音エール。

人の好みは多種多様、むしろ僕の意見の方が少数意見なのはよくわかってます。

だからあくまで個人的な感想です、と前置きした上でまとめの一言を。

制作者サイドは宮下あきらとファンに土下座しろ。

押忍。




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1 コメント

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Unknown (益子繭己)
2008-02-02 16:27:40
あー、やっぱりそんな感じだったんだ、この映画。(苦笑)今の日本男児には20数年前のジャンプにあった侠気すらないのか。悲しいものです。しかし「男塾」を「SAMURAI SCHOOL」と訳すのもなんか間違ってる気がするぞ。最近軒並み漫画原作の映画化が流行ってますが、思い通りにはいかないのばっかみたいですね。(汗)ガ馬超さんの好みに合うかは置いといて、『陰日向に咲く』、良かったですよ。劇団ひとり、こんなの書けるんだ!みたいな。(苦笑)
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